HyperXのゲーミングヘッドセット「Cloud Stinger Wireless」の使用感をレビューしていきます。
PCでゲームを遊ぶ方にとって、マイク付きのヘッドセットは必須アイテムですよね。
なかでもHyperXのヘッドセットは、プロゲーマーに愛用者も多いことで有名です。
Twitchのトップストリーマーshroud氏も、HyperXのヘッドセットを使用していますよね。
今回レビューするCloud Stinger Wirelessは、ワイヤレスタイプのヘッドセット。
ケーブルが無いので、冷蔵庫に飲み物を取りに行ったり、ちょっと立ち上がって背伸びをするときにいちいちヘッドセットを外す必要がありません。
それに電池が17時間も持つ高耐久設計なので、休日に朝から晩までゲームをしてもOKですねww
ということで当記事では、Cloud Stinger Wirelessの使用感をレビューしていきます。
ワイヤレス接続に「遅延があるか」の検証も行っていますので、ぜひ参考にしてくださいね!
Cloud Stinger Wirelessのスペックと外観をチェック
Cloud Stinger Wirelessは、キングストンのゲーミングブランド「HyperX」から発売されているヘッドセット。
HyperXからは「Cloud 〇〇」という名前のヘッドセットが多数発売されていますが、今回レビューするCloud Stinger Wirelessは比較的新しいモデルです。
- タイプ:密閉型
- ドライバー:50mm
- 周波数:20~20,000Hz
- インピーダンス:32Ω
- 重さ:270g
- バッテリー駆動時間:17時間
- ワイヤレス駆動距離:~12m
17時間もバッテリーが持つのは素晴らしいですね!
1日中ゲームに没頭しても大丈夫そうです。
そのわりには270gという軽さも実現しており、価格からするとかなりハイスペックなヘッドセットに思えます。
それでは、早速見ていきましょう!
内容物は至ってシンプルで、ヘッドセット本体・接続用のUSBレシーバー・充電用ケーブルのみ。
充電用ケーブルが1mと少し短いのが気になりますw
マイクブームは跳ね上げ式となっていて、上に跳ね上げると自動でミュートになるようです。
イヤーパッドとヘッドバンド部分は低反発クッションのような素材が使われていて、モチモチしてます。
操作ボタン類は極めてシンプルで、左のイヤーパッドに電源ボタン、右のイヤーパッドにボリュームスイッチがあるのみ。
ボリュームスイッチが付いていないヘッドセットも多いので、操作性は良いですね!
ちなみに、重さの実測値は269gでした。
公称は270gなので、広告に偽りなしですね。
Cloud Stinger Wirelessはとにかく軽い!
Cloud Stinger Wirelessを付けてみてまず思ったのですが、非常に軽いです。
ワイヤレスヘッドセットと言えばたいてい350gぐらいあるので、270gというのは結構すごい。
イヤーパッドやヘッドバンド部分の素材が特別優れているわけではないのですが、この軽さのおかげで付け心地はかなり良いですね。
長時間付けていても肩が凝ったり首が痛くなったりする事もなく、快適に使用することが出来ました。
ただ、レザー製なので夏は蒸れます。
エアコンの無い部屋で使用する方は、mimimamoヘッドホンカバー等を使って蒸れ対策をする必要があるでしょうね。
Cloud Stinger Wirelessの音質はフラットな感じ
Cloud Stinger Wirelessの音質は特にどこかの音域が突出している感じもなく、フラットで聞き疲れしない感じの音質です。
低音もよく出ていてスカスカな印象もないですし、値段を考えると優秀だと思います。
傾向としては、
- 低音域:よく出る。無理してる感や変に間延びしてる感もなく、キレがある。
- 中音域:普通。可もなく不可もなし。
- 高音域:若干弱いかも。聞き疲れはしないが、特別キレイでもない。
という具合で、1万円台のヘッドセット、ましてやワイヤレスという事を考慮すると、かなり優秀な音質ではないかと思います。
ぼくは普段ゼンハイザーのHD599という開放型ヘッドホンを使っているので、それと比べるとどうしても高音が弱く感じてしまいました。
まぁ開放型と比べたら高音が弱いのは当然ですがw
密閉型のヘッドホンの中では、ごく一般的な音質かと思います。
ゲームでも使用してみましたが、音の定位も普通に分かりやすい。
敵がどの方角にいるのかを察知するのに必要な音質は満たしていますね!
Cloud Stinger Wirelessの遅延は?
Cloud Stinger Wirelessはワイヤレスヘッドセットなので、遅延があるんじゃないの?と心配している人もいるはず。
そこで、実際ゲームで使うとどんな感じなのか、分かりやすい動画を撮影してみました。
何msの遅延が…とかは素人が計測しても正確性に欠けるので、上記写真のようにスマホにCloud Stinger Wirelessをかぶせてゲーム画面を直撮りしました。
大変アナログな手法ですが…なんだかんだで実際の使用感に一番近い計測方法だと思います。
ワイヤレスヘッドセットの遅延テスト(APEX版)
スマホにCloud Stinger Wirelessをかぶせ、画面を直撮りです。2.4GHzワイヤレス接続のヘッドセットは本当に遅延が無いですね…。
ダミーのケーブルを繋いで「これ有線ヘッドセットだよ」と伝えても、誰にもバレないと思います。 pic.twitter.com/KiZt2yPWLB— Kessy@けしろぐ (@Kessyx) August 25, 2019
どうでしょう。ぼく的には全く遅延を感じませんでした。
ワイヤレス接続によるゲームプレイへの悪影響は一切なく、ただの「ケーブルが無くて快適なヘッドセット」ですねw
普通に使っている限りは、遅延を気にする必要はなさそうです。
Cloud Stinger Wirelessのレビューまとめ
- 軽い。
- 価格を考えたら音質も上々。
- 遅延の無い正確な通信。
通信の遅延はほぼ無いので、ゲーム目的で使用するなら非常に快適ですね。
音楽鑑賞目的でゲーミングヘッドセットを買う人はあまりいないと思いますが、とはいえSpotifyを流し聞きする程度なら普通にいい音で聞けちゃいます。
「ワイヤレスヘッドセットを買ってみたい」と思っている方、Cloud Stinger Wirelessは最初の1台に最適ですよ!
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