144Hzモニターを買ったんだけど…144Hzってこんなもんなの?
やっぱりワイには240Hzはまだ早かったか…違いが全然わからん…
と思った方。それ、初期設定してない可能性が高いです。
この記事では、
- 144Hz(240Hz)モニターを買ったら必ずやるべき初期設定
- モニターの性能を120%引き出す裏ワザ的な設定(おまけ)
について、なるべく短くサクッと解説していきます。
はじめてゲーミングモニターを買った人は必ずこの設定をしてください。
144Hzモニターを買ったら必ずやるべき「初期設定」
まず大前提ですが、144Hzモニターを買っても、ただPCと接続しただけでは60Hzしか出てません。
144Hzのヌルヌルな世界に入るためには、
- モニターのリフレッシュレートを144Hzに変更する
という設定をしなければいけません。
と言っても、設定を1つ変えるだけなのでめちゃくちゃ簡単。
どうです?
マウスのカーソルが生き物みたいにヌルヌル動くでしょう!?
ゲーム画面がキビキビ動くようになったでしょう!?
これが144Hzの世界だ!!
おまけ:144Hzモニターの性能を120%引き出すための「細かい設定」
144Hzモニターの初期設定はこれで終了なのですが、ついでに144Hzモニターの性能を120%引き出すための裏ワザ的な設定をご紹介します。
裏ワザと言っても劇的にパフォーマンスが向上するわけではありません。しかしプロゲーマーのPC環境設定なんかを見ているとみんなやっているっぽいので、やらないよりはやったほうがいいかなっていう程度です。
前提として、この設定は「NVIDIAのグラフィックボード(GeForceシリーズ)」を積んだPC専用の設定です。
グラボなし(オンボード)の方・Radeon派の方は使えませんので、その点はご了承ください。
これから紹介する設定の趣旨としては「画質を切り捨てて、出来るだけフレームレートを稼ぐためのチューニング」となります。
アンチエイリアシング系の設定を全オフにする
アンチエイリアシング以外にも、パフォーマンスに関係するような設定はついでに変更しちゃいましょう。
- シェーダーキャッシュ:オン
- スレッドした最適化:オン
- テクスチャ フィルタリング-クオリティ:ハイパフォーマンス
- テクスチャ フィルタリング-トリリニア最適化:オン
- テクスチャ フィルタリング-ネガティブLODバイアス:許可
- テクスチャ フィルタリング-異方性サンプル最適化:オフ
- バーチャルリアリティレンダリング前フレーム数:1
- 電源管理モード:パフォーマンス最大化を優先
一つ一つの設定を解説してるとすごい文字数になるので省略しますが、とりあえず上記の設定をやっておけばOKです。
ここまで細かくいじらなくても、アンチエイリアシングをオフにするだけでゲームが相当軽くなるはずです。
ただ、AAをオフにすると画質がかなりジャギジャギというかギザギザ感が目立つようになるので、PCスペックにゆとりがある場合はオンにしてもいいですね。
スケーリングを実行するデバイスを「GPU」にする
ディスプレイよりもGPUのほうが当然高性能なので、GPUにスケーリング処理をさせると描画遅延が減少します。
一般人が体感できる差なのかは謎ですが、これもやらないよりはやったほうがいい設定ですね。
モニター側で設定できるパフォーマンス最適化はこんなところでしょうか。
もっともっと体感fpsを稼ぎたい場合
「こんな小手先のテクニックはどうでもいい!」
「もっともっと体感フレームレートを上げる方法はないのか!?」
というワガママな方にはとっておきの方法がありますので、最後にちょろっと紹介して終わりにします。
DyAc機能付きモニターを買えばOK
DyAc機能って要は「黒挿入」というやつで、簡単に説明すると残像感を極限まで低減させる(体感フレームレートが向上する)というFPSに特化した機能です。
残像感が低減すると、QuakeChampionsのようにビュンビュン敵が飛び回るようなゲームでの視認性がアップするのはもちろん、PUBGやApexLegendsなどのバトロワゲーで「点」にしか見えないような超遠距離の敵の視認性がアップしたりもします。
他にも、銃のリコイルで画面が揺れるときに敵を見失いにくいとか、色々恩恵はあるので、FPS系のゲームをやるなら残像は無いほうがいいですね。
またDyAcは「モニター側で疑似的に体感フレームレートを向上させる」という機能なので、PCスペックの限界以上にゲームを滑らかに見せることが出来る、という副次的なメリットもあります。
グラを限界まで下げて90Hzしか出ないゲームでも、DyAC機能をオンにしたら「体感的には120Hzくらいに見える」みたいなイメージです。
▲現状FPS向けモニターの最高峰は「240Hz+DyAc」の組み合わせを実現したXL2546ですね。
完全にゲームでの視認性に特化したスパルタンなモニターなので、性能の割にお買い得価格なのもGOODです。
ROGとかALIENWAREでもっと高いゲーミングモニターはありますが、あれは2080Ti SLIのPCを組んじゃうようなブルジョア向けの高画質モニターであって、ゲーム性能が高いわけではないので。
▲240Hzもいらないかな、という場合は144Hzモデルもあります。
1万円ほど安いので、予算によっては全然アリです。
安い方でもDyAc機能は当然付いてます。
までも、個人的には1万円程度の価格差だったら240Hzモデルがおすすめです。
「240fpsに張り付く程PCスペック高くないよ」という方でも、180fpsぐらい出ていればちゃんと144fpsとの差を感じることが出来ます(経験談)。



コメント
コメント一覧 (8件)
ヘルツをhzと書くあたり技術がわかってない素人丸出しだな
たしかに!
ご指摘ありがとうございます。
分かっていようが分かっていまいがこの記事を見てる時点で筆者の思う壺。
普通は無視してページを閉じるだけなのに、優しいですよね。
絶対人生上手くいってなくてウケる だからこのレベルのPCしか買えなくてこういうページに泣きついて来るんだろうなwww
初心者丸出しでお恥ずかしいのですが、記事のなかで仰っている「AA」というのは、「アンチエイリアシング-FXAA」と「マルチフレーム サンプリングAA」のどちらのことなのでしょうか?
どっちもです!
AAはAnti Aliasingの略なので、〇〇AAっていう名前だったら全部アンチエイリアシングだと思っておけばOKです。
助かりました