Xtrfyのハードマウスパッド「GP3」を提供していただいたので、使用感をレビューしていきますね。
プラスチック製のマウスパッド自体が珍しいので、どんな質感なのか全く見当もつかないという人も多いかと思います。
開封してから数日間使ってみた感想を先に述べると、
- ザラザラしてて、触り心地はなんだか「石」っぽい。
- マウスの動きがダイレクトに手に伝わってくる。
- 「止め」の感覚は、慣れが必要。
という具合です。
「石ってなんだよ」って感じですが…なんていうか、ただのプラスチックとはちょっと違うんです。
それに、ハード系のマウスパッドなので滑りまくるのかな?と思っていたのですが、マウスパッドとソールが擦れる感覚がダイレクトに分かるので、意外にコントロールしやすかったです。
30分も使っていると「止め」の感覚にも慣れてきて、いい感じに使えるようになりましたね。
そんな不思議なサーフェスの質感が伝わるように写真も多めに撮りましたので、ハードマウスパッドに興味がある方は是非参考にしてみてください。
Xtrfy GP3のスペックと外観をチェック
「Xtrfy GP3」は、表面にポリカーボネートを使用した、ハード系のマウスパッドです。
- 表面:ハードポリカーボネート
- ベース:ノンスリップラバー
- 滑り具合:ミディアム(コントロール系サーフェス)
- サイズ:ラージ(430 x 350 x 2.5 mm)
- HeatoN神のサイン入り!
特筆すべき特徴としては、ハード系マウスパッドにも関わらず、厚みが2.5mmしか無いという点でしょうか。
体感的にはSteekSeries QcK+(厚さ2mm)と同じぐらいで、 開封した瞬間に「うっす!」と驚きました。
また、ファンにはお馴染みですがXtrfy製品はプロゲーミングチーム「Ninjas in Pyjamas」が全面的に製品開発に携わっていることで有名。
とりわけGP3に関しては、Ninjas in Pyjamasでキャプテンを務めていた経験もある、CS1.6時代のレジェンド選手「HeatoN」が全面的に携わっているそうです。
HeatoNと言えば、ブラウン管の時代からずっとプロゲーマーとして有名ですよね…。
未だにゲーム業界で名前が出てくるとは、世界でも有数の成功したゲーマーじゃないでしょうか。
なお、マウスパッド表面にはNIPのロゴと、HeatoN先生のサインが印刷されています。
とても控えめな印刷なので、いいアクセントになっています。
印刷部分を触ってもインクの凹凸を感じることはなく、滑り具合への悪影響はありません。
右上のブランドロゴ部分も同様で、サーフェスへの悪影響はゼロです。
エッジ部分は結構角が立っており、腕を上下に動かすときに擦れると結構痛いです。
ここはイマイチですね。
布とは違って吸水性は全くありませんが、汗がヌルっと残ることもなく、それなりに速乾性は高いです。
風呂上がりのホカホカな手でもない限り、そこまで汗を気にする必要は無いんじゃないでしょうか。
ちなみに、付属品はステッカーのみでした!
Xtrfy GP3を使ってみた感想
それでは、開封から数日間使ってみた感想を書いていきますね。
プラスチックというより、「石」みたいな触り心地
Xtrfy GP3を使ってみてまず思ったのは、いわゆる「プラスチック」という感じの質感じゃないな…という点です。
よく見ると、若干ポコポコと発泡したような感じのサーフェスなんですよね。
紙ヤスリほどザラザラはしてないし、かと言ってプラスチッキーな感じでも無い…。
ぼくが持ち合わせている言葉の中では、「石」が一番しっくり来るような…不思議な感触です。
裏面のノンスリップラバーの安定感がハンパないというのも関係すると思うのですが、ひとたびデスクに設置すると、石のように安定します。
マウスが動く感覚がダイレクトに分かる。
そんな石のような安定感があるおかげか、事前に想像していたよりは「止め」もしっかり出来るな、という印象を受けました。
マウスパッドとソールが擦れる感覚が「ガーーーッ」と手にダイレクトに伝わってくるので、「今、マウスがどれぐらい動いたか」が感覚的に分かりやすいです。
乗り心地が硬いスポーツカーのほうが、道路やタイヤの状態を感じ取りやすい…というのと同じようなイメージでしょうか。
そのかわりソールの消耗は激しく、音も大きめ。
ソールが擦れる感覚がダイレクトに分かるということは、当然ソールは甚大なダメージを受けますね(笑)
せっかくなので、マウスを滑らせたときの様子を動画に撮ってみました。
「ガーッ」「ザーッ」という音がかなり響きますね。
この音のぶんだけソールがすり減るので、Xtrfy GP3を長く使っていくならマウスソールの交換は必須です。
そういう意味では、デバイスを定期的にメンテナンスすることを厭わない上級者向けのマウスパッドと言えるでしょう。
ただ、それって逆に言えばマウスパッド自体はあまり劣化しないということですよね?(ソールのほうが硬さで負けてるということなので)
耐久性については引き続き使用しながら確かめていきますが、この独特の操作感を受け入れられるなら、布製マウスパッドをコロコロ交換するよりもコスパはいいのかもしれません。
Xtrfy GP3のレビューまとめ
Xtrfy GP3を使ってみた感想を改めて3行でまとめると、
- 「石」のように細かく発泡したサーフェス。
- マウスが動く感覚がダイレクトに分かる。
- ソール交換は必須。
という感じですね。
ソールが消耗するのがネックですが、とはいえソールを入手する事さえできるなら交換自体はとても簡単です。(古いの剥がして、新しいの貼るだけ。)
しかも最近は、マウスの交換用ソールとして有名な「Hyperglide」のソールもAmazonで普通に買えますからね。
そう考えたら以前よりは気軽にハードマウスパッドを使えると思うので、一度この「ダイレクト感」を味わってみるのもいいかもしれませんよ。
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