Xtrfyのマウスバンジー「B1」を提供していただいたので、使用感をレビューしていきます。
今日開封したばかりなんですが、もう先に結論言いますね。
これ、すごくいいです。
今まで色々なマウスバンジーを試してきましたが、Xtrfy B1はその中でもダントツで良いです。
「マウスバンジーなんて、どれでも一緒でしょ?」って思うかもしれませんが、ぼくはもう他のマウスバンジーに買い替えるつもりが一切なくなりました。
見た目通り、金属の重さで安定感が半端ないのはもちろんのこと、機能的にもすごく便利なんです。
どこがどういいのか、写真多めでレビューしていきますね。
Xtrfy B1 = USBポートを4つ搭載した高性能マウスバンジー
Xtrfy B1は、CSGOで有名な「Ninjas in Pyjamas(通称NIP)」というプロゲーマー集団がデザインしたマウスバンジー。
この独特なデザインは、FPSで第一線を張るプロゲーマー達が考案した、とても合理的なデザインというわけです。
- 重さ:450g
- ベース部分:スチール(ヘアライン仕上げ)
- アーム部分:シリコン
- 底面部分:滑り止めゴム
- USBポート:USB2.0 ×4(合計300mA)
- LEDイルミネーションあり(Xtrfyイエロー)
特筆すべき点としては、まず重さが驚異の450gという点と、USBポートが4口も搭載されているという点でしょうか。
あとは、マウスバンジーなのにLEDイルミネーション機能があります。
これがまたゲーミングゲーミングしてない上品な光り方でいい感じなんですよねー。
Xtrfy B1の見た目を写真でチェック
それでは、Xtrfy B1の外観を見ていきましょう。
「DEVELOPED BY NINJAS IN PYJAMAS」の文字が。
金属の台座部分と、ストローみたいな部分を組み立てる必要があるみたいです。
説明書どおりに組み立てるとこんな感じ。
ストローが刺さった文鎮みたいなデザインです…。
横面には、Xtrfyのロゴがくり抜かれています。
背面には、USB2.0ポートが4つと、給電用MicroUSBポートが付いています。
金属部分は、全体的にヘアライン仕上げとなっており、非常に高級感がありますね。
底面には、これでもかと言うほど大きな滑り止めゴムが付いています。
Xtrfy B1の使用方法
Xtrfy B1はその他のマウスバンジーとあまりにも違うデザインなので、どうやって使うかを解説しますね。
まず、黄色いストローのようなアームに切れ込みが入っていますので、そこにマウスのケーブルを押し込みます。
次に、台座に空いている穴にマウスのケーブルを通します。
底面の中央にケーブル逃げのくぼみがあるので、そこにケーブルが収まるようにセッティングしたら完了です。
ちなみにこの「ケーブルを穴に通す」という工程がめんどくさい場合、別にやらなくても普通に使えました。
実際NIPの選手でも、穴にケーブルを通してない状態で使っている人もいますからね(笑)
Xtrfy B1は、黄色く光る!
また、Xtrfy B1にはLEDイルミネーションが仕込まれており、底面が怪しく光ります。
色はイエロー固定で、点滅等も特にしませんが、さり気ない光り方なのでかっこいいです。
金属の筐体から黄色い光が漏れ出ている感じで、所有欲が満たされます。
ゲーマーのデスクって黒いプラスチックだらけになりがちなので、Xtrfy B1の金属感が加わると一気に洗練された感じになりますね!
Xtrfy B1のいいところ
Xtrfy B1を使ってみて「いい!」と思った点は以下の3つです。
- 重すぎるくらい重い。安定感が半端ない。
- どんな向きでも使える。
- どんな太さのケーブルでも使える。
重すぎるくらい重い。
Xtrfy B1は、マウスバンジーなのに450gもあります。
しかも金属のベース部分は平べったい形状。
マウスのケーブルが突っ張った程度では、わざと転がそうと思っても絶対に転がりません。
何があってもズレることがないという安心感がヤバいです(笑)
しかもマウスのケーブルを支えるアーム部分はシリコンなので、ケーブルに掛かるストレスがほとんどありません。
よくあるバネ式のマウスバンジーとは違い、「マウスバンジーに引っ張られてる感」は皆無ですね。
どんな向きでも使える。
個人的に一番いいなと思っているポイントです。
Xtrfy B1のストローのようなアーム部分、実はこれ、360度好きな向きに回転させられるんですよ!
つまり本来なら後ろ側にあるはずのUSBポート面を、使いやすいように横側に持ってくることも出来るのです。
これが本当に良い…。
デスク上のデバイスの配置は人によって千差万別ですから、どんな向きでも使えるってのは本当にいいですよね。
どんな太さのケーブルでも使える
Xtrfy B1のアーム部分は、柔らかいシリコンで出来たストローのような形をしています。
なので、ギュッと押し込めば相当太いケーブルでも通すことが出来るのです。
ちょうどいいケーブルが家に転がっていたので、実演してみますね。
最近ゲーミングデバイス界隈でプチブームになっている、HID-Labsさんのパラコードです。
めちゃくちゃ柔らかいのが特徴ですが、いかんせんケーブルの外径が太いので、マウスバンジーによってはケーブルを通すことが出来ません。
その点、Xtrfy B1だと…
柔らかいシリコンなので、余裕で通すことが出来ます。
シリコンが広がる限りは、もっと太いケーブルでも通すことが出来るでしょうね。(これ以上太いケーブル無いと思うけど…)
しかもシリコンなので、樹脂製のマウスバンジーとは違ってケーブルの被覆を傷つけてしまう心配がないのも良いですね。
Xtrfy B1のイマイチなところ
それでは逆に、使っていてイマイチだなと思った点について。
おおむね大満足しているのですが、強いて上げるならば、
- LEDイルミネーションは常時付きっぱなしで、ON/OFFすら無い。
というのがイマイチなポイントかなと思いました。
個人的には付きっぱなしでも問題ないのですが、「光るデバイスは生理的に無理」という価値観の人もいると思うので、せめてオフにする機能くらいはあってもいいのではないかと思いました。
マウスバンジーとしての機能はマジで最高なので、LEDが嫌いという理由でXtrfy B1が選択肢から外れてしまうのは、本当にもったいないですから…。
まとめ
Xtrfy B1の使用感を3行で表現すると以下のような感じになります。
- 絶対にズレない、金属の安心感。
- 好きな向きで使えるので、USBハブとしても使いやすい。
- LEDをオフにできれば100点だった。
個人的には、最近使ったゲーミングデバイスの中でもトップクラスに満足度が高かったです。
特にぼくはゲーミングデバイスを集める事自体が趣味なので、気分によって使うマウスをコロコロ変えます。
なので、USBハブとマウスバンジーが合体しているB1は、本当に使い勝手が良いんですよね。
あっ、ちなみにノイズ&レイテンシガチ勢の方のために一応書いておくと、USBハブにマウスのケーブルを差してもマウスのパフォーマンスは一切落ちませんでした。
試しにMouseTesterで波形も計測してみたのですが、PCに直刺ししたときと全く同じでしたね。
デバイス好きの人には、本当におすすめです!
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