前回GW2780Tをレビューしてから約1ヶ月ほど経ち、「長期間使ってみた感想」がある程度たまってきました。
基本的な使い勝手は初回のレビュー記事「GW2780Tレビュー:シンプルな機能・綺麗な色。初めてのPCモニターにもおすすめ」を参照していただくとして、この記事ではGW2780Tを長期間使ってみたからこそ分かった不満や、つくづく良いなと思っている点についてサクッとまとめていきます。
モニターを90度回転させたときに台座が傷つきやすい!
ではまず長期間使ってみて分かった、明らかに「アカン」という部分から。
GW2780Tは画面を縦向きすることができるのですが、回転するモニターと台座のすき間がスレスレすぎて、回した時に台座が傷ついてしまいました!
▲これは初回のレビューのときに作ったGIFアニメですが、実はこれを撮影したときにすでに傷ついてますw
(画質悪いですが、よく見れば傷が見えます)
このGIFのような回し方をすると、高確率で傷が付きます。
台座を傷つけないように回転させるには画面をスタンドの一番上まで上げて、そこから更に斜め上に画面を向けてから回転させてやらないといけないっぽいんですが、初見でそこまで察知するのは無理でした…。
何気なく画面を回転させた人は、ぼくと同じようにスタンドを傷つけてしまうのではないでしょうかw
Amazonレビューでも良くよく指摘されている項目なので、皆さん陥る罠なのでしょうね…。
左右の首振りが「台座ごと動く」のがちょい不便…
また、GW2780Tはモニターの台座の下に回転台のような部品が付いており、左右に首振りしようとするとスタンドごと動きます。
そのため、台座の近くに物があると動かした時に干渉してしまうんですよね。
これがもし「丸い台座」だったら台座ごと動くというこの設計も納得がいくんですが、長方形の台座ごとクルクル回るのは…はっきり言って鬱陶しいです。
このスタンドを使い続けるのは個人的には苦痛なので、モニターアームが必須かなと感じてしまいました。
ベゼルの薄さは特筆モノ
先に文句をツラツラと書きましたが…今度は「良い」と感じている点。
GW2780Tは機能的にはシンプルなモニターですが、デザインはとてもかっこいいと思うんですよね。
ベゼルがとにかく薄いので、27インチというそこそこ大きいサイズなのに圧迫感が全然ありません。
ゴツいデザインの部分がほとんど無いので、インテリアに非常によく馴染むと思います。
電源ランプ・操作ボタンの主張が控えめなのが良い
あと筐体のデザインに関してもうひとつ気に入っている点。
GW2780Tは、モニター右下の操作ボタン・電源ランプの主張が控えめなのが良いですね。
ボタンは正面ではなく下面に付いているし、電源ボタンの色が緑のLEDじゃなくて白というのもシンプルで良い感じ。
「細かっ!」って思うかもしれませんが、例えば緑色のギラギラした電源ランプを搭載したモニターとかだと、ふとした時に電源ランプの光が目に入ると眩しくてウザいのです…。
一度そういうのが気になりはじめるとしばらく気になってしまう性格なので、こういう細かい部分まで気を配られているモニターは個人的にすごくありがたいんですよね。
まとめ
- 「縦置きモニター」として使おうと思っている人は要注意?
- スタンドの回転方法のクセが強い。気になる方はモニターアーム推奨
- 画面部分のデザインはとてもスタイリッシュでかっこいい
2ヶ月程度の使用では製品の耐久性まではレビューできませんが、数ヶ月単位で使ってみたからこそ分かる点についてサクッとまとめてみました。
スタンドの動きなどにやや不満がありますが、とはいえ「画面部分」のデザインや性能に関しては25,000円のモニターにしてはかなり出来が良く、ほぼ不満がありません。
ネットサーフィンや事務作業などの一般的な作業をする目的で買うモニターとしては、最高クラスの品質ではないでしょうか。(これより上の画質・特化した機能などを求め始めると4~5万クラスの価格帯になってしまいます)
「コダワリはないけど何となく上質なモニターが欲しい」という方には非常にオススメです。
詳しいスペックや機能などをレビューした記事はこちら↓↓
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