なぜ応答速度1msのゲーミングモニターが有利なのか、理由を解説します

ゲーミングモニター 応答速度

ゲーミングモニターは応答速度が速いほうがいいみたいだけど、なんで?
そもそも応答速度が速いと何がいいの?

 

そんな疑問を持つ方のための記事です。

結論を先に述べると、応答速度の速いモニターを使うと、ゲーム画面の「残像感」が減って、ぼやけずに見えるようになります。
FPSや格ゲーなど、目まぐるしく画面が動くゲームには効果てきめんです。
詳しい理由は、後ほど分かりやすくサクッと解説します!

この記事を書いているぼくは、一年に4回も5回もモニターを買い替えてしまうほどのモニターオタクなので、応答速度が遅いモニターも、速いモニターも、いろいろと使った経験があります。
応答速度1msのモニターの購入を検討している方」の参考になれば幸いです。

そもそも「応答速度」ってなんなの?

応答速度って、そもそも何なんでしょうか…。

モニターを買ったことがある方でも「“応答速度”ってやつが速いと、なんかいいらしい…」というくらいにしか知らない方も多いかと思います。

EIZOさんのサイトに、超絶分かりやすい解説がありましたので、引用させていただきました!

応答速度とは…

 液晶ディスプレイの応答速度とは、画面の色が「黒→白→黒」と変化するときに要する時間だ。 単位には「ms」(ミリ秒、1msは1秒の1000分の1秒)が使われる。応答速度が「12ms」の液晶ディスプレイは、画面の色が「黒→白→黒」と変化するときに12msの時間がかかるということだ。

第3回 スペック表記に潜む落とし穴──応答速度の虚像と実像 _ EIZO株式会社」より引用

上記の引用をサクッと2行でまとめるとこんな感じです。

応答速度とは…

  • 応答速度=画面の色が切り替わる速さ
  • 単位はms(ミリセカンド)で、数字が小さければ小さいほど優秀(切り替えが早い)

言葉のイメージ的に、「PCからモニターへ信号が伝達されるタイムラグのこと」という意味だとよく勘違いされているのですが、実際は色が切り替わる時間の事なんですね。

色が切り替わるのが遅いと、モニターに表示された映像の動きにモニターの性能が追いつかず、残像となって一瞬だけ前のコマがぼんやりと残ってしまいます。
Web閲覧やオフィスユースではあまり気にならないかもしれませんが、ゲームをするなら残像がなくキビキビと画面が切り替わるほうがいいに決まっているので、ゲーマー向けのディスプレイでは応答速度の速さが重視されているというわけです。

レースゲームやFPSゲームなどで激しく画面が動いた際に「目が追い付かないな…」と感じたときは、目ではなくモニターがゲームに追い付いていないのが原因かもしれません。

よく「応答速度:5ms(GtoG:1ms)」とか書いてあるけど、GtoGって何?

モニターのスペック表を見ると「応答速度:5ms(GtoG:1ms)」みたいな文字をよく目にします。

このGtoG(Gray to Gray)というのは、一言で説明すると「中途半端な色→中途半端な色 の変化速度」のことです。

GtoG とは 解説

ここで言うGrayの意味は「灰色」ではなく、「中間階調(中途半端な色)」という意味!

一般的なモニターは黒→白または白→黒へ色を書き換えるのが一番速く、ピンク→水色のような曖昧な色の切り替えは少し遅い傾向があります。

わかりやすい例えとして、よくオーディオのボリュームダイヤルが用いられます。
0%から100%まで回すのは、思いっきり力を込めるだけですが、13%から59%へ回そうとしたら、慎重に回す必要がありますよね。

モニターの制御も意外とそんなイメージらしくて、中間から中間への制御って、少し時間がかかるみたいです。

なので、最近では中間階調の応答速度をブーストする「オーバークロック」という機能がゲーミングモニターに搭載されるようになってきました。
オーバークロック機能を有効にすると、黒白黒よりも中間階調のほうが速いというレベルまで応答速度が向上するので、もはやゲーミングモニターには必須レベルですw

 

…なぜこんな説明をするのかというと、実はモニターのスペック表に「応答速度」として書いてある数値は、黒→白→黒の変化速度である場合がほとんどで、現実的な数値ではないからです。

実際は、真っ黒や真っ白よりも、普通にカラーの映像が表示されている場面のほうが圧倒的に多いですよね…。
なのでGtoGの数値以外はほとんど当てにならないと思っていいです。

高品質なゲーミングモニターには必ず「GtoG」の数値がスペック表に書いてありますので、ゲーマーの皆様におかれましては、「GtoGの応答速度がちゃんと速いモニター」を選ぶようにしましょう。

応答速度が速いモニターのメリット

では、応答速度が速いと、どのような良いことがあるのでしょうか。
主にゲームをプレイするうえで考えられるメリットをいくつか紹介します。

残像が少なくなる

応答速度が速ければ速いほど、動きのある映像が表示された時の残像がなくなっていきます。

説明のために、こちらのサイトの残像テスト用のUFOちゃんを写真に撮ってみました。
一言で説明すると、左から右へUFOが動いているという画面です。

応答速度の違い 比較

左:Macbook Pro(応答速度:10ms)、右:PD2700Q(応答速度:5ms)

上記の画像を見れば一目瞭然ですが、応答速度が速いと明らかに残像が少ないですね!
もちろん上記の画像は写真として一瞬を切り取っているだけなので、肉眼だとここまで酷くはないですが。

例えばPUBGバトルフィールドなどのゲームには、遠くのほうの草むらでちょこまか動いてる敵を撃つみたいな場面がよくありますが、そういう場面では分かりやすく残像が少ないほうが有利ですね。

応答速度1msのゲーミングモニター おすすめ機種ランキング

では、上記の解説を踏まえたうえで、おすすめのモニターをいくつか厳選してみましたので、ランキング形式で紹介致します。

PS4 / Switchなどのゲーム機におすすめなモニター3選

PS4やSwitch向けの60Hz駆動ゲーミングモニターのおすすめを紹介します。

1位:BENQ ZOWIE RL2460S

このモニターの特徴

  • 24インチ
  • TNパネル
  • 応答速度:5ms(GtoG:1ms)
  • フリッカーフリー機能あり
  • ブルーライトカット機能あり
  • 暗いシーンでも敵が視認しやすいBlack eQualizer機能あり
  • 色の鮮やかさ加減を調整できるColor Vibrance機能あり

コンシューマー向けで最もオススメなのは、ZOWIEの格闘ゲーム用モニターRL2460Sです。
格闘ゲーム用と謳ってはいますが、もちろん他のゲームでも使用可能ですw

格ゲーと言えばトップレベルになると1,2フレームを争う世界なので、当然モニターの性能も勝敗に関わります。
応答速度のほかにも、映像の遅延も相当少ないみたいなので、環境のせいで負けたくないと考えるゲーマーの方には非常におすすめなモニターですね。

2位:BENQ ZOWIE RL2755

このモニターの特徴

  • 27インチ
  • TNパネル
  • 応答速度5ms(GtoG:1ms)
  • フリッカーフリー機能あり
  • ブルーライトカット機能あり
  • 暗いシーンでも敵が視認しやすいBlack eQualizer機能あり
  • 色の鮮やかさ加減を調整できるColor Vibrance機能あり

1位で紹介したRL2460Sのサイズ違いバージョンです。

PS4向けのゲーミングモニターはこのシリーズが最強なので、1位と2位で同じシリーズにしてしまいました。

迷ったらZOWIE RLシリーズ一択でOKです。

3位:I-O DATA EX-LDGC251TB

このモニターの特徴

  • 24.5インチ
  • TNパネル
  • 応答速度5ms(オーバードライブ時:0.8ms)
  • フリッカーフリー機能あり
  • ブルーライトカット機能あり
  • 暗いシーンを鮮明にするNight Clear Vision機能あり

ZOWIEブランドに興味がない方はこちらのモニターもおすすめです。

数値上は上記のZOWIEモニターよりも応答速度が速いですし、その割に値段は安いです。
I-O DATA自体もOA機器関係で相当な実績のあるメーカーですし、品質も信頼性が高いですね。

PCゲーマーにおすすめなモニター3選

PCゲーマーには、144Hz以上の高リフレッシュレートモニターがおすすめです。

1位:ASUS ROG PG258Q

このモニターの特徴

  • 24.5インチ
  • TNパネル
  • 応答速度:GtoG 1ms
  • 240Hz駆動
  • G-SYNC対応
  • フリッカーフリー機能あり
  • ブルーライトカット機能あり

値段を度外視すれば現在最もおすすめなゲーミングモニターですね。
とはいえ、240Hz駆動でG-SYNC対応で6万円は、それほど高くはないと思います。

PCでゲームをするゲーマーならいつかは欲しいハイエンドモニターですね!

2位:BENQ ZOWIE XL2411P

このモニターの特徴

  • 24インチ
  • TNパネル
  • 応答速度:1ms
  • 144Hz駆動
  • フリッカーフリー機能あり
  • ブルーライトカット機能あり
  • Black eQualizer機能あり

ハイエンドモニターとは打って変わって、こちらはお求めやすいエントリーモデルのゲーミングモニターです。

エントリーモデルとはいえ、実はプロゲーマーの使用率もめちゃくちゃ高い大人気モデルです。
迷ったらこれを買っておけば間違いないと思います。

ただ、色の綺麗さだとか、高付加価値な機能などは載っていませんので、プロが使っているからと言って高性能っていうほどではないので、そこだけは注意ですね。

3位:iiyama GB2560HSU-B1

このモニターの特徴

  • 24.5インチ
  • TNパネル
  • 応答速度:GtoG 1ms
  • 144Hz駆動
  • FreeSync対応
  • ブルーライトカット機能あり
  • フリッカーフリー機能あり

こちらはFreeSync対応のモニターですね。
先日のGeForceアップデートにより、FreeSync対応モニターでもG-SYNC機能を使えるようになりましたので、FreeSync対応モニターは今まさに買いですよね。

G-SYNC対応モニターは専用のチップを物理的に搭載していないといけないので値段がどうしても高いのですが、FreeSync対応は簡単に実装できるため対応機種も多く、値段も安いです。

こちらのiiyamaのモニターはベゼルも薄くてデザインもかっこいいので、デュアル・トリプル構成にするのにも適していますね。

ハイエンドモニターを1枚買う予算で2枚買えるのは、大きな魅力です。

まとめ:ゲーマーは応答速度にこだわれ!

という感じで、応答速度が1msのモニターのおすすすめを紹介してみました。
もちろん、ここで紹介したモニター以外でも、応答速度が1msであれば基本的に残像が少ないと思ってOKです。

正直、実際に買ってみるまでは効果が想像しにくいのですが、一度残像が少ないモニターに慣れてしまうと、もう二度と残像がひどいモニターを使っていられなくなります…w

残像が少ないと目の疲れ具合も全然違うので、モニターを新調する際には「応答速度」を気にして選んでみてはいかがでしょうか。

 

ゲーミングモニター 選び方 おすすめ まとめ【2019年】ゲーミングモニターの選び方 & おすすめ機種10選

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください