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ゲーミングモニターの最新おすすめ機種TOP6【選び方や注意点も解説】

ゲーミングモニターを買ってみたいけど、どれがいいのか全然わからない…

という人向けに、ゲーミングモニターの選び方を解説します。

最高のゲーミングモニターをすぐに知りたい人は、ここをクリックして解説を飛ばしてください。

この記事の内容

  • ゲーミングモニターを使うメリット・必要性
  • ゲーミングモニターの選び方
    • スペック表の見方
    • 重視すべきポイント
    • あると便利な機能
    • 予算はいくら用意するべき?
  • ゲーミングモニターのよくあるFAQ
  • おすすめのゲーミングモニターまとめ
    • ゲーミングPC向け
    • コンシューマーゲーム機向け
  • ゲーミングモニターを買ったあとの設定方法
目次

ゲーミングモニターの選び方

ゲーミングモニターにはさまざまな種類がありますので、どうやって選べばいいのか迷ってしまうと思います。

そこでこの記事では「画面のサイズ」「解像度」「リフレッシュレート」といった項目ごとに、おすすめの選び方を解説していきます。

画面のサイズ

ゲーミングモニターの最適なサイズは、モニターからどれだけ離れた場所に座るか、どの解像度を求めるかによって変わってきます。

  • モニターから離れた場所に座りたい場合、小さい字が読みづらくなるため、なるべく大きなモニターを買うのをおすすめします。
  • モニターが小さいと、目を動かさなくてもゲーム画面全体が視野に収まるというメリットがあります。eスポーツ系のゲームを本気で遊びたいなら小さめのモニターがおすすめです。
  • モニターが大きいと、映画館のような没頭感でゲームをプレイすることができます。

また、モニターの各サイズに最適な解像度は以下のとおりです。

モニターサイズ最適な解像度
24インチ1080p / 1440p
27インチ1440p / 4K
32インチ1440p / 4K
42インチ以上4K

1080p(フルHD)には、27インチ以上のサイズは大きすぎます。サイズに対して画素数が少なすぎるため、画質が粗く感じるからです。

4Kモニターを買う場合、画質を優先するなら27インチがベストです。ただし細かい字が読みづらくなるため、視認性を重視するなら32インチのほうが快適です。

解像度

ff14 4k fullhd 比較

解像度が高ければ高いほど、ゲーム画面は鮮明に見えます。

ただし解像度が高くなるほどPCへの負荷が増大するため、高解像度モニターでゲームをプレイしたいならそれに耐えられるハイスペックPCも必要になってきます。

4k wqhd フルHD 解像度比較
モニターの解像度の比較
  • PCスペックや予算に余裕がある人は、4Kのゲーミングモニターを買うと最高の画質でゲームをプレイできます。
  • 画質とリフレッシュレートを両立したい人は、WQHDがおすすめです。PCへの負荷もそれほど高くないため、フレームレートを稼ぎやすいです。フルHDからのランクアップなら画質も十分綺麗に感じます。
  • フレームレート最重視な人は、フルHD一択です。解像度が上がれば上がるほどフレームレートは稼ぎづらくなるため、eスポーツゲーマーが解像度の高いモニターを買うメリットはありません。

基本的には上記のように選べばOKです。

ただし、4Kモニターにはあまり知られていない便利な使い方があります。

それはこのように「ウィンドウモードでゲームを起動し、空いたスペースにブラウザ等を表示する」という方法です。

この画像の場合、FF14をフルHD程度の大きさのウィンドウで起動していますので、PCにはフルHDでゲームを起動しているときと同程度の負荷しか掛かっていません。

4Kフルスクリーンでゲームを起動するほどのハイスペPCがなくても、こんな感じで4Kモニターを活用することもできます。

さすがにFPS系のゲームをウィンドウモードで遊ぶのは不便でしょうが、カジュアルなゲームやMMORPGをメインに遊ぶ方は「あえて4Kモニターを買う」のも検討してみてはいかがでしょうか。

パネルの種類

モニターのパネル(画面の部分)にはさまざまな方式があります。

一般的なLCDパネルタイプはTN、VA、そしてIPSパネルの3つです。また、非LCDのパネルとしてOLED(有機EL)という方式もあります。

以下に、モニターパネルごとの特性を比較してみました。

TNVAIPSOLED
応答速度とても良いふつう良いとても良い
リフレッシュレートとても良いとても良い良いとても良い
視野角微妙良いとても良いとても良い
微妙ふつうとても良いとても良い
コントラストふつう良いふつうとても良い
価格1.5万円~2万円~2.5万円~30万円~
モニターパネルの種類

総合的には「IPSパネル」がもっともバランスに優れており、ほとんどの人におすすめです。

とにかく反応速度や遅延のなさだけを追求したい!」というハードコアなゲーマーにはTNパネルも有りかもしれませんが、IPSやVAに比べて明らかに画質が悪いため、きれいな映像を捨てる覚悟が必要です。

OLEDは圧倒的なスペックですがまだまだ庶民が買える値段ではないため、技術革新に期待…という感じです。

リフレッシュレート

リフレッシュレートが高ければ高いほど、滑らかな映像を表示できます。

2022年現在、ゲーミングモニターのリフレッシュレートは3つの価格帯に分かれていると言えます。数値が大きいほど値段は高いです。

144Hz~165Hzほどよくアニメーションが滑らかに見える。PCへの負荷もそれほど高くない。
240Hz~280HzVALORANT等のeスポーツをプロレベルでプレイしたい人向け。とても映像が滑らか。
360Hz現在のハイエンド。人間が体感できる限界値を超えるほど滑らか。

多くの人におすすめなのは144Hz~165Hzのモニターです。安い機種だと2万円台から購入でき、コスパよくゲームを快適にできますし、それほどハイスペックなPCも必要ないからです。

360Hzは、正直言ってまだおすすめはしません。筆者は360Hzモニターをレビューしたことがありますが、正直言って240Hzとの差はあまり感じ取れませんでした。また、360fpsでゲームを描画するには相当ハイエンドなPCも必要になります。

もしあなたがプロゲーマーだったとしても、今のところは240Hzで十分じゃないかと思います。ゲーム配信を見回ってみても、360Hzでプレイしているプロはそれほど多くないです。

応答速度

応答速度は、映像のキレのよさ(残像の少なさ)に関係します。数値が少なければ少ないほど良いです。

一般的なゲーミングモニターは、応答速度が1ms~6ms(ミリ秒)であることがほとんどです。

応答速度が遅いと、映像が動いたときのゴースティング(残像)が多くなります。ゴースティングが発生すると、映像が動くたびに色がボヤケているように見えてしまいます。

激しいゲームをプレイするなら、応答速度が1msのモニターを買うことをおすすめします。

応答速度 残像
応答速度のイメージ

湾曲モニターってどうなの?

EX2710R

ゲーミングモニターのなかには、画面がカーブしている「湾曲モニター」というものがあります。

湾曲モニターには画面の端が見やすくなるという利点はありますが、直線感覚が狂う(画面に映っているものがまっすぐなのか曲がってるのか判別できない)というデメリットもあります。

ゲームをするだけなら湾曲モニターはゲーム体験がよくなる可能性がありますが、画面が湾曲していると事務作業やデザインなどの作業が著しく困難になる場合があります。

ゲーム以外の作業もするつもりなら、湾曲モニターは避けたほうがいいでしょう。

144~165Hzのおすすめゲーミングモニター

Pixio PX248 Prime Advanced

パネル23.8インチ IPSパネル
リフレッシュレート144Hz
解像度フルHD(1920 x 1080)
応答時間1ms (GtoG)
入力端子HDMI1.4 x2
DisplayPort1.2 x1
おすすめポイント色が綺麗(sRGBカバー率119%)
FreeSync Premium
G-SYNC Compatible
HDR

1080pのゲーミングモニターのおすすめはPixioの「PX248 Prime Advanced」です。

  • リフレッシュレートは144Hz。ほどよい滑らかさとコスパを両立しています。
  • 応答速度は1ms。ゴースティング(残像)が少なくて非常に快適です。
  • パネルはIPS。画質と応答速度のバランスに優れているパネルです。
  • sRGBカバー率はなんと119%!下手なデザイナー向けモニターよりも色が美しいです。

画質・映像の滑らかさ・価格、すべてのバランスが整った万人向けゲーミングモニターです。

まずは低価格でゲーミングモニターを試してみたいという方に。

Dell S2721DGF

パネル27インチ FastIPSパネル
リフレッシュレート165Hz
解像度WQHD(2560 x 1440)
応答時間1ms (GtoG)
入力端子HDMI1.4 x2
DisplayPort1.2 x1
おすすめポイントAMD Free Sync Premium Pro
NVIDIA G-SYNC Compatible
無輝点3年保証

1440pのゲーミングモニターのおすすめはDELLの「S2721DGF」です。

  • リフレッシュレートは165Hz。中価格帯のなかではもっとも高いリフレッシュレートです。
  • 応答速度は1ms。1440pのモニターで1msは素晴らしいです。
  • パネルはFast IPS。通常のIPSパネルよりも応答速度に優れています。
  • Dellのモニターは保証に優れています。他社では交換してくれない「ドット欠け」にも対応しています。

画質の良さとリフレッシュレートの高さを両立したバランスのよいモニターです。

FPS、レース、アクション、街づくりSIM…ジャンルを問わず色んなゲームを遊ぶ方におすすめ。

BenQ MOBIUZ EX2710U

パネル27インチ IPSパネル
リフレッシュレート144Hz
解像度4K(3840 x 2160)
応答時間2ms (GtoG)
入力端子HDMI2.1 x2
DisplayPort1.4 x1
おすすめポイントAMD Free Sync Premium Pro
Display HDR600
BenQ独自のHDRiテクノロジー
リモコンが付属

2160p(4K)のゲーミングモニターでもっともおすすめなのはBenQの「MOBIUZ EX2710U」です。

  • リフレッシュレートは144Hz。4Kモニターの中では最高のリフレッシュレートです。
  • パネルはIPS。画質と応答速度のバランスに優れているパネルです。
  • Display HDR600対応。HDRモードをオンにしたときの画質が非常に良いです。
  • 輝度自動調整に対応。スマホ画面のように周りの明るさに合わせて輝度が自動的に変わります。

PS5やハイエンドPC向けに最高のモニターが欲しいという方におすすめ。

HDMI2.1に対応しているため、4K / 144Hzの映像を無圧縮で表示することができます。

240Hzのおすすめゲーミングモニター

BenQ ZOWIE XL2546K

パネル24.5インチ TNパネル
リフレッシュレート240Hz
解像度フルHD(1920 x 1080)
応答時間0.5ms (GtoG)
入力端子HDMI 2.0 x3
DP 1.2 x1
headphone jack
おすすめポイント残像低減技術DyAc+
暗所を明るく補正するBlack eQualizer
モニター設定をファイルとして共有できるXL Setting to Share対応
リモコン付き

240HzのゲーミングモニターのおすすめはBenQの「ZOWIE XL2546K」です。

  • リフレッシュレートは240Hz。eスポーツを本気でプレイする方におすすめです。
  • 応答速度は0.5ms。1msを超える究極の応答速度。残像はほぼありません。
  • パネルはTN。画質と引き換えに、究極の反応速度があります。
  • 残像低減技術DyAc+対応。この機能をオンにすると、通常よりも更に残像を減らすことができます。

映像の滑らかさ・残像の少なさ・遅延のなさをとことん突き詰めたeスポーツ向けモニターです。

VALORANTやフォートナイトなどの世界大会で使用されることも多いため、プロの間では有名なモデルです。

eスポーツを真剣にプレイしたい方におすすめ。

360Hzのおすすめゲーミングモニター

Pixio PX259 Prime S

パネル24.5インチ IPSパネル
リフレッシュレート360Hz
解像度フルHD(1920 x 1080)
応答時間1ms (GtoG)
入力端子HDMI 2.0 x1
DP 1.4 x2
USB x1
headphone jack
おすすめポイントsRGBカバー率117%
FreeSync Premium
G-SYNC Compatible
HDR

360HzのゲーミングモニターのおすすめはPixioの「PX259 Prime S」です。

  • リフレッシュレートは360Hz。圧倒的に映像が滑らかで、遅延がほぼありません。
  • 応答速度1ms。リフレッシュレートの高さも相まって残像はほぼ感じません。
  • パネルはIPS。画質の良さと反応速度のバランスに優れたパネルです。
  • sRGBカバー率117%!下手なデザイナー向けモニターよりも色が綺麗です。

Pixioのモニターは総じてコスパに優れています。迷ったらPixioの中から選べば間違いないです。

付加価値的な機能はあまり登載されていませんが、リフレッシュレートと画質が超高レベルでバランスしているモニターです。

eスポーツ向けに最高のモニターを求めている方におすすめ。

OLED(有機EL)のおすすめゲーミングモニター

AKracing OL2701

パネル27インチ 有機ELパネル
リフレッシュレート60Hz
解像度4K(3840 x 2160)
応答時間0.1ms (GtoG)
入力端子2 x HDMI 2.0
1 x DisplayPort 1.4
1 x USB-C
2 x USB-A (Downstream)
1 x Audio out
おすすめポイントsRGB比 138%
Adobe RGB比 99%
DCI-P3 99%
コントラスト比100,000:1
ブルーライト量がLCDの約半分

OLED(有機EL)のゲーミングモニターのおすすめはAKracingの「OL2701」です。

  • リフレッシュレートは60Hz。高リフレッシュレートを求めるモニターではありません。
  • 応答速度0.1ms!意味がわからないほど速いです…。究極の低残像・究極の低遅延が体験できます。
  • パネルはRGB印刷方式による国産有機ELパネルを採用。Adobe RGBを99%もカバーするモニターは非ゲーミングモニターを含めてほとんどありません。世界トップレベルに画質が綺麗なモニターです。
  • 解像度は4K。超高グラフィックのゲームを最高のPCで最高設定で遊びたい人向け。

有機ELのモニターはまだまだ時期尚早なエンスージアスト向け商品ですが、27インチのこのモデルは使い勝手がよさそうです。

画面から発せられる光の波長のピークがブルーライトのレンジから外れるため、一般的なLCDパネルよりもブルーライトが40%ほど少ないとのこと。”ブルーライトカットモード”をオンにせずとも、通常時のブルーライトがそもそも少ないとは…さすが高級モニター。性能がハンパないだけでなく、目にも優しいんですね。

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この記事へのコメント

コメント一覧 (2件)

  • HDMI2.0以上対応のモニターじゃないとPS5では120fps出せないのではないでしょうか?

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