ゲーミングキーボードの選び方・おすすめ11選【実機レビューあり】

Ducky One 2 Miniの

ゲーミングキーボードが欲しいけど、どれが良いのか分からない…

という方のために、キーボードの選び方とおすすめ機種を紹介します。

キーボードなんて文字が打てれば何でもいいんじゃ?と思うかもしれませんが、ゲームを快適にプレイしたいなら話は別。
最近のゲームは激しいキー操作や同時押しを要求してくるタイトルも多く、1000円の事務用キーボードでは思うように操作できなかったりするんです。

そこでこの記事では、PCゲーマー歴10年以上の筆者が、

  • ゲーミングキーボードの利点
  • 選び方
  • おすすめの機種

などを分かりやすく解説してみました。
初心者の方でもキーボードの選び方が5分程度でサクッと分かるような内容にしてあります。

ゲーミングキーボードを買ってみたい」という方はぜひ参考にしてみてくださいね。

ゲーミングキーボードとは

REALFORCE RGB ラバーキーキャップ

ゲーミングキーボードとは、その名の通りゲームをプレイするために作られたキーボードのことです。

主な特徴としては、

  • 複数キーの同時押しに対応
  • 耐久性が高い
  • 反応速度が速い

などが挙げられます。

例えば、PCゲームをプレイしていると「W+D+SHIFT+SPACE」のように複数キーを同時押ししたい場面がありますよね。
しかし、一般的な事務作業用のキーボードはそもそも同時押しに対応してないことも多く、思うようにゲームが操作できないんです。

それに最近のゲーム、特にFPSやアクション系の作品は複雑な操作を要求してくるタイトルも多いです。

フォートナイトなんかは、キーボードを酷使するゲームの代表ですね!

Kessy

PCで快適にゲームをしようと思ったら、1つはゲーミングキーボードを持っておくべきでしょう。


普通のキーボードとの違い

では、普通のキーボードとゲーミングキーボードは具体的に何が違うのでしょうか。

例として、どこにでもありそうな「普通のキーボード」であるロジクール K120と、ゲーミングキーボードの中でも人気のあるRazer BlackWidowを比較してみましょう。

同時押しが可能なキー数

冒頭でも書きましたが、まず同時押し可能なキーの数が全然違います。

ロジクールK120
  • 同時押し:6キーまで(アルファベットのみ)
Razer BlackWidow
  • 同時押し:制限なし

ロジクールK120も一応6キーまで同時押しできますが、対応しているのはアルファベットキーのみ。
SHIFTSPACEは同時押しに対応していないので、ゲームで使うのは現実的ではありませんね。

キーの耐久性

それにゲーミングキーボードは激しい使い方を想定しているため、かなり頑丈に作られています。

ロジクールK120
  • 耐久性:1000万回
Razer BlackWidow
  • 耐久性:8000万回

なんと、耐久性は8倍も差があります…!
BlackWidowに採用されているキーは耐久性が特に高いですが、安いゲーミングキーボードでもだいたい5000万回くらいの耐久性はありますね。

このように、キーボードの基本性能だけでもこんなに差があるんですよ!

ゲーミングキーボードの選び方

ここからが本題です。
ゲーミングキーボードって、何を基準に選べばよいのでしょうか。

PCゲーマー歴10年以上の筆者が考える「キーボードの選び方」をいくつかご紹介します。

自分にぴったりのサイズを選ぼう

まず、キーボードにはいろいろなサイズがあります。

キーボードのサイズ

キーボードのサイズ

  • フルサイズ…キーボードと言えばこれ。すべてのキーが付いている。
  • テンキーレス…右側の数字キー(テンキー)が省略されたサイズ。
  • 60%サイズ…テンキーのほかにファンクションキー・矢印キーなども省略されたサイズ。

一般的なのは、上記の3種類。

MMORPGでマーケットにアイテムを出品するときなどは、テンキーでチャチャっと数字をタイピング出来たほうが便利ですね。
なので、MMOをよくプレイする人にはフルサイズキーボードがおすすめ。

逆にFPSやバトロワ系のゲームなどは、そんなにたくさんキーを使いません。
左手が届く範囲のキーしか使わないゲームが多いですね。

キーボードが小さければマウスを動かすスペースを広く取れますし、FPS系ゲームにはテンキーレスや60%サイズがおすすめです。

キーの種類も気にしてみよう

HHKB 軸

キーボードの「キー」にも、いろいろな種類があります。
代表的なのは以下の3種類です。

キーボードの種類

  • メンブレン方式…安い。耐久性は低い。打ち心地はパコパコ。
  • メカニカル方式…ちょい高め。耐久性は高い。打ち心地はカタカタ。
  • 静電容量無接点方式…最高級。耐久性は鬼。打ち心地はスコスコ。

ザックリ説明すると上記のようなイメージ。

メンブレンは家電量販店に売ってる1000円のキーボードなどによく使われています。
耐久性が低いうえに押し心地も良くないので、ゲーミングキーボードにはあまり使われていません。

一般的なのは、もっぱらメカニカル方式ですね。
価格と性能のバランスが優れているため、ゲーミングキーボードの9割がメカニカル方式と言っても過言ではないと思います。

耐久性や押し心地を追及すると静電容量無接点方式が最高峰なのですが、限られたメーカーしか取り扱っていない上に、非常に高額です…。
モノ自体は素晴らしいので、予算がある方は手を出してみてもいいでしょう。

(メカニカルの場合)軸の種類にも注目してみよう

メカニカルキーボードは、キーひとつひとつに「キースイッチ(軸)」という部品が入っています。

メカニカルキーボード 赤軸 青軸 茶軸 銀軸

この軸にも色々な種類があり、種類によって押し心地が違います。
どうせなら軸の種類にもこだわってみましょう。

一般的なのは、以下の3種類でしょうか。

代表的な軸

  • 赤軸…スムーズな押し心地。
  • 茶軸…わずかに「カチ」という手ごたえを感じる押し心地。
  • 青軸…「カチャッ」というハッキリした押し心地。

クセが無くて使いやすいのは赤軸です。
音もわりと静かなので、はじめてのゲーミングキーボードにも最適ですね。

ただ、赤軸はクセが無さすぎてつまらないと感じる人もいるかもしれません。
そういう人には茶軸がおすすめですね。
カチッという感触があり、押していて心地よいです。

押し心地の爽快感なら、青軸が圧倒的。
梱包材のプチプチを潰したときのような、何とも言えない小気味良い音がします。

ただし、デメリットとして音がめちゃくちゃうるさいです。
障子1枚挟んだ隣室に家族が寝ていたら、起こしてしまうかも…。

静かにしないといけない環境の人は、青軸は選ぶべきではないでしょう。

軸についてもっと詳しく知りたい方は、下記の記事もおすすめですよ。
【関連記事】メカニカルキーボードの「軸」ってどれがいいの?【違いを解説】


ゲーミングキーボード初心者にありがちなミス

ここまで読んでくださった方のために、「キーボードの失敗あるある」をご紹介します。

面白いことに、だいたいみんな同じような失敗をするんです…。
ちょっと気を付ければ回避できるものばかりなので、同じ轍を踏むことが無いようにしましょう。

どれだけうるさいかを知らずに青軸を買ってしまう

まず一つ目は青軸うるさすぎ問題ですね(笑)

よく分かる動画を拾ってきました。

面白いのは、この動画のコメント欄。

音は最高。うるさくなければ…

壁を貫通して音が響いて親に怒鳴られた。

などなど、青軸の音量が周囲に迷惑をかけている様子がよく分かります(笑)

音質としては爽快感バツグンなのですが、本当にうるさいです…。
ボイスチャットを付けてゲームをプレイするという人は、ボイスチャット相手にキレられる可能性が大。

現実・ネット上のどちらにおいても音量を気にしなくて良い人だけ青軸に手を出しましょう。

ファンクションキーを多用するのに、60%サイズを買ってしまう

うおー、なにこれかっけー!」で60%キーボードを買い、あとから後悔するパターン。

Ducky One 2 Mini

60%キーボードはキー配列もシンメトリーな感じがして、すごく美しいですよね。

でもよく見たら分かるのですが、60%サイズにはファンクションキー(F1~F12)がありません。

PrintScreenやDelete、矢印キーなどもゴッソリ省略されています。

無いキーを押したいときは、「Fn+数字」みたいな同時押しコマンドを使います。
独立したキーが無いというだけなので、機能的にはちゃんと使えるんですけどね。

しかしそうは言っても、いちいち2つのキーを同時押しするのって面倒ですよね…。

とっさにファンクションキーを押すようなゲームだと、60%サイズは絶対に不便です。
ファンクションキーや矢印キーはほとんど使わないという人だけ60%サイズに手を出しましょう。

おすすめのゲーミングキーボード11選

R2A-JP4G-BK RGB

さて、ここからは筆者が考えるおすすめのゲーミングキーボードをいくつかご紹介します。

選定基準は、

  • 筆者が実際に使ってみて良いと感じたもの
  • ProSettings.netに登録されているプロゲーマーの使用率が高いもの
  • ネット上で評判の良いもの

などなど。
適当に選んだわけではなく、実際に人気のあるキーボードを11機種ピックアップしてみました。

Logicool G Pro … プロゲーマー使用率No.1

特徴

  • メカニカル方式(G-Switch)
  • テンキーレス
  • キー耐久:8000万回
  • ゲーミングマクロ対応

プロゲーマーの使用デバイスを調査するサイトProSettings.netによると、プロゲーマーに一番愛されているキーボードがこちらのGPROになります。

なんと全プロゲーマーの10%もの選手が愛用中。
PCゲーマーはマウスをぶんぶん振り回す生き物ですから、やはりテンキーレスでコンパクトなキーボードが好まれているんでしょうか。

Romer-Gというロジクール独自のキースイッチが採用されているのも特徴ですね。

Logicool G213 … 少しならジュースをこぼしても大丈夫

特徴

  • メンブレン方式
  • 多少の防水性あり
  • キー耐久:1000万回

こちらはメンブレン方式のゲーミングキーボードです。
価格が安いので「とりあえずゲーミングキーボードが欲しい」という方にはおすすめですね。

ただしメンブレン方式は同時押し可能数が少なかったり、押し心地が悪かったりと、性能的にはメカニカルに劣ります。

HyperX Alloy FPS … CSGOプレイヤーに好まれる傾向あり?

特徴

  • メカニカル方式
  • テンキーレス / フルサイズ
  • 強固なスチールフレーム

ProSettings.netによると、CSGOのプロプレイヤーに人気なのはこちらのAlloy FPS。

スチールフレームを採用しているため、一般的なプラスチック製のキーボードよりも打鍵音がパキッとしていて安定感があります。

軸の種類も豊富に選べるのが良いですね!

Corsair K70 RGB Mk.2 RAPIDFIRE … 反応が速いスピード軸を採用

特徴

  • メカニカル方式
  • フルサイズ
  • 全キーがマクロ機能に対応
  • 反応速度が速いスピード軸を採用

こちらのK70は、キーを押したときの反応速度が速い「Mx Speed軸」というキースイッチを選べるのが特徴です。
Mx Speed軸は通称「銀軸」と呼ばれていて、コアなゲーマーから注目されている軸なんですよ。

キーを押してから入力が認識されるまでのラグが極限まで少ないため、音ゲーにも向いていますね。

Corsair K65 RGB Mk.2 RAPIDFIRE … K70のテンキーレス版

特徴

  • メカニカル方式
  • テンキーレス
  • 全キーがマクロ機能に対応
  • 反応速度が速いスピード軸を採用

ひとつ前に紹介したK70のテンキーレス版です。

FPS系ゲームを遊ぶなら、コンパクトなテンキーレス版のほうが使いやすいですね。

Razer BlackWidow TE Chroma V2 … 世界初のゲーミングキーボード(の現代版)

特徴

  • メカニカル方式
  • テンキーレス
  • 手首に優しいパームレスト付き

RazerのBlackWidowシリーズは、世界で初めてゲーミングキーボードという名目で発売されたキーボードです。
ゲーミングキーボードと言うジャンルの商品はBlackWidowが引っ張ってきたと言っても過言ではありません。

Razerのキーボードは耐久性がめちゃくちゃ高いので、良いキーボードを末永く使いたいという人におすすめですね!

Xtrfy K2-RGB … 追加ソフト無しでゲーミングマクロが動く

特徴

  • メカニカル方式
  • フルサイズ
  • 全キーがマクロに対応
  • ソフトウェア不要

Xtrfyは、CSGOの強豪プロチーム「Ninjas in Pyjamas」が全面的に開発に携わっているメーカー。
競技シーンでの使用を想定した高級デバイスしか取り扱っていないというハイエンドなブランドです。

一番の特徴は、その他のゲーミングキーボードと違って設定用のソフトが必要ないという点でしょう。
設定ソフトが必要ないという事は、たとえ家から持ち出したとしても、初期設定いらずで即座に家と同じ環境が整うという事です。

オフラインイベントによく参加するような行動派のゲーマーには特におすすめしたいキーボードですね!

SteelSeries Apex Pro … 超絶ハイスペック、性能面では業界トップ

特徴

  • メカニカル方式(OmniPointスイッチ)
  • フルサイズ
  • アクチュエーションポイントを調節可能
  • キー耐久:1億回

このキーボードは、ヤバイ…。
何がヤバイかと言うと、SteelSeries独自の「OmniPointスイッチ」という軸が高性能すぎてヤバイんです。

公式サイトによると、一般的な赤軸と比べて8.5倍、反応速度が速いと言われている銀軸と比べても7倍も反応速度が速いそうです。

キーの耐久性も1億回と圧倒的ですし、アクチュエーションポイントを調整することも可能。
アクチュエーションポイントとは、キーをどのぐらい押し込んだら「入力した」と認識するか?という入力判定の深さのことです。

間違えて押したくないキーは奥まで押し込まないと反応しないように、俊敏に反応してほしいキーは少し押したらすぐ反応するように…みたいな使い方も簡単に出来てしまいます。

予算に糸目を付けずに性能を追い求める方は、現状これ一択でしょう。

Ducky One 2 Mini … Tfue愛用。見た目がとにかく美しい!

特徴

  • メカニカル方式
  • 60%サイズ
  • カラーキーキャップ付属

フォートナイトの有名プレイヤー「Tfue」さんが使用したことで、一躍有名になったキーボードです。

特徴は、何と言ってもその美しい見た目!
60%サイズのシンメトリーな美しさを生かすようなオシャレでかわいいデザインになっています。

めちゃくちゃ写真映えするキーボードですよねー。

ぼくも持っていますので、詳しく知りたい方はレビュー記事をご参照ください。
関連:Ducky One 2 Miniレビュー:ピンク軸のスコスコ感が良い!小さくて美しいゲーミングキーボード

FILCO Majestouch 2 … ド定番の国産高級キーボード

特徴

  • メカニカル方式
  • テンキーレス
  • 国産

Majestouchは、おそらく日本で一番有名なメカニカルキーボードではないでしょうか?

ダイヤテック株式会社という日本の会社が開発している国産キーボードで、その高品質さとラインナップの豊富さは多くのPCユーザーに愛されています。

チャラチャラしてない、質実剛健なキーボードが欲しいという方に最適ですね!

東プレ REALFORCE R2 … キーボード界の王

特徴

  • 静電容量無接点方式
  • テンキーレス
  • キーの押し込み深さを調節できるキースペーサー付属

最後にご紹介するのは、キーボード界の王「REALFORCE」です。

メカニカル方式ではなく静電容量無接点方式と言うキーを採用していて、打ち心地が最高に良いのが特徴。

テレビの字幕を付ける職業の人や、タイピング世界大会などに出場する人など、一日中タイピングをする環境の人はREALFORCEを使っていることが多いですね。
理由はシンプル、長時間タイピングしても全然疲れないからです。

キーボードに詳しい人に「最高のキーボードは?」と聞いたら、REALFORCEと答える人は多いでしょうね。

ぼくも持っていますので、詳しく知りたい方はレビュー記事をご参照ください。
関連:FPSゲーマーがREALFORCE RGB(R2A-JP4G-BK)を使ってみた【レビュー】

まとめ

Ducky One 2 Miniの

Ducky One 2 Mini

  • ゲーミングキーボードは機能・耐久性に優れている
  • どうせならキースイッチ(軸)にもこだわってみよう
  • ただ、青軸はマジでうるさいです…

ゲーミングキーボードの選び方と、お勧めできるキーボードをいくつかご紹介しました。

PCゲームをよくプレイする、これからプレイしていくという人は、安くても良いのでゲーミングキーボードを持っておくことをお勧めします。

ゲームの操作性が格段にアップしますよ!

紹介したキーボードまとめ

ゲーミングキーボードをより快適に使うために、下記のアクセサリーもおすすめですよ!

関連記事:【無垢材】FILCOのウッドパームレストが最高すぎるので、見てほしい。

関連記事:キーが汗で滑らなくなる!? Tai-Hao製ラバーキーキャップを使ってみた

2 COMMENTS

a

omnipointは磁石を使った無接点スイッチなので実質メカニカルじゃないような気もするのですが…

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Kessy

確かに静電容量無接点方式と似ていますね!
ただ、ハウジングの中にバネがあって、その中でステムが上下して…という仕組み的にはメカニカルスイッチなんですよね。
接点が磁気ホールセンサーというだけで。
公式サイトにもメカニカルスイッチって書いてあったので、一応「革命的なメカニカルスイッチ」という分類になるんだと思いますw

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