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G733 レビュー:マイク込みで284g!軽くて付け心地の良いワイヤレスヘッドセット

G733 レビュー

ロジクールのワイヤレスゲーミングヘッドセット「G733」を提供していただいたので、率直な感想をレビューしていきます。

まず特徴的なのは、「色」ですよね。

ロジクール公式Twitterより引用

G733はブラック・ホワイト・ブルー・ライラックという4種類のカラーバリエーションがありますが、ブルーとライラックなんてそうそう見かけない珍しいカラバリです。

ポップな色合いながら大人が使っても違和感がないデザインに仕上がっているので、「ゲーミングデバイスは黒ばっかりでウンザリ」「人と違うヘッドセットが欲しい」という方に最適ですね。

当記事はそんなG733を数週間使ってみて感じた「良いところ」と「微妙なところ」を率直に書いていきます。
購入検討している方はぜひ参考にしてみてください。

目次

G733のスペックと外観

ドライバPRO-G 40mm
周波数特性20~20kHz
マイク指向性カーディオイド(単一指向性)
マイクサイズ6mm
ワイヤレス通信可能範囲最長20m
接続タイプLIGHTSPEEDワイヤレス
バッテリー駆動時間ライトなし:29時間
デフォルトライト:20時間
重さ278g
スペック情報:公式サイトより引用

ドライバーサイズが40mmというのは地味に珍しいかも。

ロジクールは1万~2万円程度のゲーミングヘッドセットを何機種も出していますが、それらのほとんどは50mmサイズのドライバを採用しています。

40mmドライバ50mmドライバ
G433G331
G533 WIRELESSG431
G733G933s
G633s
PRO(ハイブリットメッシュPRO-G 50mm)
PRO X(ハイブリットメッシュPRO-G 50mm)
PRO X WIRELESS(ハイブリットメッシュPRO-G 50mm)
ロジクールのゲーミングヘッドセットのドライバサイズ

ロジクール公式サイトを見てざっと分類してみました。

こう見ると40mmドライバを採用したヘッドセットは少数派で、何となく「軽量でオシャレ」系のヘッドセットが40mmドライバを採用している傾向があるような気がしますね。

G733 箱
G733 付属品一覧
箱の中身
  • ヘッドセット本体
  • マイク
  • UBSレシーバー
  • 取説類
  • 充電ケーブル(USB-C to USB-A)
G733 筐体デザイン

G733にはブラック・ホワイト・ライラック・ブルーという4種類のカラーバリエーションがありますが、今回は「ブルー」を提供していただきました。

ここまでハッキリと青!って感じのヘッドセットは珍しい。

G733 ヘッドバンドは柔らかいゴムバンド

ヘッドバンドがクッションではなくゴムバンドなのが特徴的。

G733 ヘッドバンドはゴムなので伸縮性が高い

ゴムバンドの良いところは、ヘッドバンドの長さを調節しなくてもいいところ。
適当にかぶるだけで勝手にちょうどいい位置にヘッドセットが収まります。

クッションよりも接地面積が大きいので髪型がペタンコになるのがデメリットですが、付け心地は非常に良いと思いました!

G733 イヤーパッドはふかふかの低反発素材

イヤーパッドはテンピュールの枕みたいにもちもちした低反発素材。

G733 イヤーパッドのデザイン
G733 剛性が高く、ねじっても結構大丈夫

色々いじくっていたら気付いたのですが、コイツ、見た目の印象よりもタフですw

ねじったりしても全然平気そう。

G733 左のイヤーパッドに操作系統がある

操作ボタンは左側のイヤーカップ部分に集約されていました。

あと、この写真では見えないですが、正面側にマイクを差し込む穴があります。

G733 レビュー

マイクを取り付けるとこんな感じ。

跳ね上げ式マイクではないので、マイクが邪魔なときはいちいち取り外す必要があります。

G733 重さは実測値で284g

重さは実測値で284g。

スペック上だと278gとのことでしたが、恐らくそれはヘッドホン単体の重量で、マイクが6gあるってことだと思います。

G733 LEDライトが仕込まれている

あとそうそう、電源を入れるとイヤーカップの正面側がライン状に光ります。

まぁ付けている時に自分では全く見えないのでほぼ意味がない装飾ですが、電池残量が減ってくると赤く点滅したりするのでインジケーターとしての役割もあるようです。

G733の付け心地

G733を手に取ってまず思ったのは、付け心地がとても良いということ!

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理由としては頭に当たる部分がゴムバンドなのが大きいかもしれません。

G733 ヘッドバンドはゴムなので伸縮性が高い

ぼくはヘッドホンの側圧よりも「頭頂部の痛み」のほうが不快に感じやすいタイプなので、接地面積が大きくて頭にフィットするゴムバンドは「革命や…」と思ってしまうレベルで快適に感じますw

しかも本体重量も280g程度しかないので、長時間付けていても全然疲れない…!

G733 剛性が高く、ねじっても結構大丈夫

ただしヘッドホン自体が頑丈だからなのか、側圧は少しだけ強めかな~と思いました。

2~3時間の着用なら何の問題もないのですが、朝から晩まで付けているとさすがに頭が痛くなってきますw

まぁ適度に休憩を挟めばいいだけの話なんですが、「8時間ぶっ続けで着用しても全然疲れないヘッドセットが欲しい!!」みたいな人にはちょっと合わないかもですね。

G733の音質

次に音質について。

全体的には優しい音質(サ行が刺さらない系)で、長時間聞いていても全く疲れない音。
良くも悪くもクセがないので、長時間ぶっ続けでゲームをする方には合っていると思います!

ただ、低音がちょっと弱めですね。

G733はPCに接続するとGHUBで音質をイコライズすることもできるんですが、低音を強調気味に設定しても全然低音が出てきません。

ロジクールのゲーミングヘッドセットは直近だと「PRO X」や「PRO X WIRELESS」をレビューしましたが、それらと比べると明確に低音が弱いです。

▲これはぼくがG733用に自作したプリセット。

イコライザーの見た目的にはかなり低音を強調していると思うかもしれませんが、個人的にはこれぐらい弄ってやっと全音域が気持ちよく聞こえるようになったかな~という感じ。

FPSゲームで敵の足音を聞きたいときはノーマルの音か「FPS」というプリセットを使った方が聞き取りやすくなりますが、音楽を聞きたいときは上記のプリセットじゃないと低音がスカスカすぎて個人的には耐えられません。

と言ってもぼくはモニターっぽいフラット系の音が好きな人間なので、この設定でも低音厨の人からしたら全く物足りない量感だと思いますw

G733のマイク音質

あとはマイクの音質ですが…マイクは正直にいうとちょっと微妙です!

G733のマイクで実際に喋ってみた動画を撮影したので、見れる方は見てみてください。

動画を見ていただいた方は分かるかと思いますが、まずマイク音量が小さめです。

PCだとGHUBでゲインをあげたりDISCORDなどの高機能ボイチャツールが使えるので良いのですが、PS4でG733を使った場合は何のエフェクトもかけていない素の音質でしか使えません。

で、G733はその「素の音質」がはっきり言って聞き取りにくいので、PS4での使用を考えている方はマイク音質には正直期待しないほうが良いかもですね…。

個人的には「このマイクは使わないかな~」って思ってしまったのが正直なところ。
付け心地と音質はなかなか良いだけに、マイクだけはちょい残念。

ただ、ワイヤレスヘッドセットはそもそも全般的にマイクがイマイチな機種が多いです。
マイクの音質に関しては、G733というよりはワイヤレスヘッドセット全体のこれからの課題なのかもしれませんね。

まとめ

G733 レビュー
  • デザインはかっこいいと思う
  • カラーバリエーションが豊富
  • とにかく軽くて付け心地が良い!
  • マイク音質がイマイチ
  • いろいろな意味でGHUBが必須。PS4向けではない!

マイクの音質はもうちょっと何とかならないの~?と思ってしまいましたが、軽さと付け心地の良さに関してはなかなか優秀だと思いました!

今回はブルーという奇抜なカラーをレビューしましたが、ブラックやホワイトはもっと無難にカッコいいので見た目重視でヘッドセットを選びたい人には結構オススメ

ただ、ヘッドホンの音質・マイクの音質ともに「GHUBで自分好みに設定をいじる前提」になっているのは個人的には残念な点ですね。

PCで使う分には良いのですが、正直、ぼくはGHUBが使えないPS4でG733を使う気にはなれません。

デザインに一目惚れした!
音質の事とかよく分からないから、よっぽど悪くなきゃ良いよ!

という方にはオススメできますが、個人的にはコスパが良い機種ではない(性能の割に高い)と思ってしまったのが正直なところ。

もう少し、あと3~4000円安ければ全然アリだと思うんですけどね。

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