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【長期レビュー】EW3280Uを3ヶ月使ってみた率直な感想。4K HDRでのゲームが最高すぎる

EW3280U 長期レビュー

EW3280Uを使い始めてから3ヶ月ほどが経過しました。

3ヶ月も使っていると「この機能はやっぱり良いわ…」とか「だんだん不便に感じてきた…」とか、細かい使い勝手が分かってくるものです。

1回目のレビューと重複する部分もありますが「長期間使ってみたからこそ分かること」を改めてレビューしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。

【関連記事】BenQ EW3280U レビュー:USB-C 60W給電対応。万能4Kモニターの新定番かも

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目次

HDRでのゲーム体験が最高すぎる

EW3280U 4K HDR ゲーム

まず、今一番感じているのは高画質なゲームとの相性がめちゃくちゃ良いという点。

先日PC版のデス・ストランディングが発売されたので早速プレイしているのですが、EW3280Uでプレイする4K HDRデスストが最高すぎてヤバイです…

まずEW3280Uはそもそもの色味が鮮やかなので、HDRオフでもハンパなく高画質。

しかしそこにHDRが加わると、なんというか「こんな時代なんだなあ…」としみじみ思っちゃうくらい息を呑む画質に変貌します。

▲HDRというのは「明暗の階調表現を豊かにする機能」です。HDRをオンにするとコントラストがパキッとして布が1枚取れたようなクリアな画質になっていることが分かると思います。

▲強い日差しが当たっている部分の白飛びが軽減され、より現実味を帯びたように感じます。

写真だとあまり伝わらないのが悔しいのですが、実物を見ると本当にびっくりするくらい綺麗です。

1回目のレビューを書いたときはFPS系のゲームばかりプレイしていたので正直HDRについてはそこまで重視していなかったんですけど、デスストが発売されてからEW3280Uの満足感が更に高まりました。

グラフィックの綺麗なゲーム(アサクリやFF15、デスストなど)をよくプレイする方にとっては本当に素晴らしいモニターだと思います。

ただしWindowsのHDRモードはクセが強い

ただし「EW3280UでHDRデビューを考えている」という方に、ちょっとした注意点があります。

それは、WindowsのHDRモードのクセが強いという点です。

HDRモード オフ

▲これはHDRモードオフの状態

HDRモード オン

▲これはHDRモードをオンにした状態

写真で伝わるか分かりませんが、HDRモードをオンにすると文字がジャギジャギになったり文字のフチが妙に白っぽくなったりしてすごく読みづらくなっちゃうんですよね。

ぼくのPC固有の不具合かなと思って色々調べてみたのですが、どうやらこれは

  • 「HDRモードをオンにすると”非HDRコンテンツ”の表示がおかしくなる」

というWindowsの仕様みたいです…

なので普段ブラウジングなどをする際にはHDRをオフにしないと見づらくて使えたもんじゃありません。

もちろんこれはEW3280Uが悪いわけでも何でもないのですが、HDRコンテンツを多用する予定の人には一応注意喚起したほうが良いかなと思って書いております。

ゲームを起動する時にHDRをオンにし、ゲームを終えたらHDRをオフにする」という操作が習慣になるまでは正直めんどくさいですね。

スピーカーの音が後ろに向かって出るので、賃貸だと気を使う

EW3280U レビュー

EW3280Uは背面にもスピーカーが付いています。

そのおかげでPCモニターの付属スピーカーとは思えないほど「実用的な音質」ではあるのですが、後ろに向かって音が出てしまうので鳴らし方に気を使います。

ぼくは賃貸アパートに住んでいるのですが、モニターを壁際(壁の向こうは他人)に設置しているので本当に小さい音でしか鳴らせませんw

まぁ普段はヘッドホンを使っているので、スピーカーを使う頻度はそんなに高くないんですけどね。

モニターアームは必須レベル

EW3280U モニターアーム導入

1回目のレビューでも書いたのですが、EW3280Uは付属のスタンドがチルトしかできなくて不便なんです。

なので快適に使用するならモニターアームは必須レベルかと思います。

付属のスタンドではモニターの高さが変えられないので、ノートPCをモニターの前に置いてしまうと画面に丸かぶりしますw

EW3280UはUSB-C 60W給電にも対応しているのでMacbook用の外部モニターとして購入検討している方も多いと思いますが、ノートPCの外部モニターとして使うならぜひモニターアームも合わせて準備しておくことをおすすめします。

ふとした時にリモコンの便利さを感じる

EW3280U リモコン

毎日のように出番があるわけではないですが、ふとモニターの設定を変えたくなった時にはリモコンがあってよかったなーと感じます。

EW3280Uは32インチもあるモニターなので、人によっては手を伸ばしても届かない位置に設置することもあるでしょう。

リモコンがあればそういう設置の仕方をしても入力ソースの切り替えやブルーライトカットモードなどをササッと操作できるので、大型モニターにリモコンは必須だなと感じています。

いちいちモニターの裏側のボタンを手探りで操作するの、面倒ですからね…

まとめ

EW3280U 長期レビュー
  • EW3280Uでプレイする4K HDR デスストは最高…
  • 快適に使うにはモニターアームは必須レベル
  • スピーカーの音が後ろから出るのが難点
  • なんだかんだリモコンがあると便利

PC版デス・ストランディングを起動するたびに「4K HDR最高だ…」「EW3280Uがあって良かった…」と感じてしまいますね。

もともと色味が綺麗なモニターですし、デスストのような高画質ゲームを4K HDRで楽しみたい方には本当におすすめなモニターだと思いました。

ただ、モニターの高さを変えたい人・縦置きモニターとして使いたい人はモニターアームが必要です。

付属のスタンドではお辞儀(チルト)しか出来ないという点だけ要注意ですね。

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この記事へのコメント

コメント一覧 (2件)

  • 時間が経っているのでもしかしたら解決されているかも知れないのですが
    WindowsのHDRモードをオンにすると文字が見辛くなるのは
    ディスプレイの設定でシャープネス 10 になっているので下げると解決するかと思います。

    ついでに、これは困っていないようなので必要ないのかもですが、
    WindowsでHDRをオンにした際に30Hzになってしまう問題に悩みまして、(Radeonユーザー)
    Radeon Software の設定→グラフィックス→高度→
    10ビットピクセル形式を有効にすると60Hz出力になりSDRの状態でも10ビットになりました。

    • コメントありがとうございます。
      今試してみたところ、確かにシャープネスを下げたらギラツキが改善されました…すごい。
      Radeonの30Hz現象についても、当てはまる人にとってはかなり有益そうです。

      貴重な情報ありがとうございます!

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