BenQのモニター掛け式LEDライト「Screen Bar」の使用感をレビューします。
Screen Barはモニターに取り付けるタイプのLED照明で、「机にモノを増やさずに済む」のが最大の特徴。
ぼくみたいに机が常に散らかっている人間には、マジで神アイテムですね…。
当記事では、
- 照明としての性能(明るさ・色温度・照射範囲など)
- どのぐらい分厚いモニターまで付けられるのか
- 画面への映り込みは気になるのか
など、実際にしばらく使ってみた感想を写真付きでレビューしています。
Screen Barの使用感が気になっている方はぜひ参考にしてください!
BenQ Screen Barのスペックと外観
ではどんな製品なのか詳しく見ていきましょう。
BenQ Screen Barのスペック
- モニター取り付け型LED照明
- 自動調光機能あり
- 明るさ調整:14段階(最大1000Lux)
- 色温度調整:8段階(2700K~6500K)
- 取り付け可能モニター厚:1cm~3cm
- USB給電
最大の特徴は、PCモニターに載せて使うという取り付け方法。
デスクにライトスタンドを置かなくていいので、省スペースな照明を探している人に最適ですね。
後ほど写真を載せますが、真っ暗な部屋でもScreen Barだけで十分なほど明るく、デスクライトとしての機能性は相当高いです。
BenQ Screen Barの外観
それでは外観を見ていきます!
中身はシンプルで、LEDライトバーとクランプ・USBケーブルのみ。
使い方は非常に簡単で、まずライトバーをクランプに装着します。
そしてライトバーにケーブルを差して…
あとはモニターの上にカポッと載せるだけ。
▲画面右側の「BenQ」と書いてある丸い部分が重りになっており、この重りでバランスを取ってモニターの上に「乗っかる」ような感じですね。
そのため正面からはクランプ部分がほとんど見えず、ぱっと見「どうやって取り付いてるんだろう?」と思ってしまうほど画面側への干渉がありません。
よく考えられているなーと感心しちゃいました。
モニター正面側への干渉は約5mmほど。
ベゼルが超薄いモニターだともしかしたら液晶部分に干渉してしまうかもしれませんが、ほとんどのモニターは大丈夫でしょう。
操作ボタンはすべてタッチ式。
部屋が暗いとどこを押せばいいのか迷いますが…とはいえ物理ボタンだと恐らく操作するたびにガタガタ揺れますよねw
慣れれば暗所でも平気でオンオフ出来ましたので、実用上はタッチ式でも問題なかったです。
明るさ・色温度・照射範囲をチェック
それでは実際にライトを点灯し、照明としての性能をチェックしてみます。
照射範囲はめっちゃ広い
部屋を真っ暗にし、Screen Barの明るさを最大にして点灯してみました。
デスクの端から端までしっかり明るいです。すごい。
勉強したり手元作業をするだけなら、Screen Barの明かりだけで事足りますね。
そして注目すべきは、モニターに光がほとんど反射していないという点。
この「映り込みの少なさ」がBenQ Screen Barの大きな特徴ですねー。
画質への影響もほとんどなく、普通にPC作業をするときの照明としても優秀。
明るさは14段階に調節可能
ちなみに明るさは14段階に調節が可能。
最大にするとかなり明るくて、逆に眩しいくらい。
ぼくの用途(キーボードの印字が見えれば良い)だと一番暗くてちょうど良いですw
これだけ明るければ、老眼で明るくしないと字が見えないんだよ…という方でも暗いと感じる事はまず無いでしょう。
色温度も8段階に調節可能
色温度も8段階に調節可能。
色温度の幅は2700Kから6500Kとのことで、最大まで暖色にするとかなりオレンジっぽくなりますね。
ぼくは寒色側から2段階ほど暖色に寄せた設定で常用しています。
(そのぐらいが体感的に「真っ白」に近いと感じた)
照射角度もちょっとだけ調節可能
あとライトバー自体をグリグリ動かしたら、少しだけ光の照射角度も調節できました。
しかしモニター側へ向けすぎると映り込みが発生するので、実用範囲はもう少し狭いですけどね。
BenQ Screen Barを使ってみた感想
それでは、実際に何日かScreen Barを使ってみて感じたことを書いていきます。
かなり分厚いモニターにも装着できる!
ぼくが自宅で使っているメインモニターはBenQ PD3220Uという32インチの4Kモニター。
厚みが5cmほどあるので「これは無理かな…」と思ったのですが、しっかりとScreen Barを取り付けることができました。
(ギリギリですが)
まぁさすがにBenQ製品同士なので、ちゃんと考えられているのでしょうねw
とはいえキャパはあとほんの数ミリなので、これ以上分厚いモニターは厳しいかもしれません。
大型モニターだと、光源が直接見えちゃうかも
ぼくが愛用している32インチの4KモニターPD3220Uだと、Screen Barの位置が目線より上になっちゃうんですよね。
そのためScreen Barをかなりモニター側に向けないと、光源が直接見える角度になってしまいます。
しかしモニター側に向けると今度は映り込みが気になり始めるので、大型モニターだと理想的な角度に調整するのが難しいかもしれません…。
まぁホコリが目立つぐらいしか害は無いんですけど…大型モニターを使用している人は要注意ですねー。
机が狭くならないのは最高…!
とまぁ細かいことを言うと少し不満もあるんですけど、とはいえ「机の上にモノが増えない」という絶大なメリットの前ではそんなことはどうでも良くなりますww
特にぼくのようなガジェットオタクのデスクは「モノ」がひしめき合っていますから、机の面積を消費せずに読書灯が使えるのはマジで最高です…。
机が狭くてライトを置くスペースがない人なんかにもピッタリですよね。
まとめ
- かなり分厚いモニター(5cmくらい)でも取り付けできた
- 32インチ以上の大型モニターだと、光源が直接目に入っちゃうかも
- デスクにモノを増えないのはマジで最高…
ライトの照射範囲も十分すぎるほど広く、真っ暗な部屋でもScreen Barさえあれば快適に勉強やペーパーワークが出来ちゃうレベル。
「場所を取らないデスク照明がほしいなー」と思っている方には最高の商品だと思いました!
最後に注意点ですが、BenQ Screen Barのニセモノがかなり出回っているようです。
ニセモノのほうが値段は安いものの、デザイン・使い勝手・品質、何をとっても正規品の下位互換。
Screen Barの快適さは正規品の性能あってこそだと思うので、パチモンを買っても満足度は低いと思います。
本物には「BenQ Storeが販売」という文言が必ず表示されますので、間違って偽物を買わないように注意してくださいね。
↑は本物。
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