XM1を縮めたようなマウス「Lamzu Atlantis Mini Pro」レビュー

LAMZUのゲーミングマウス「Atlantis Mini Pro」をレビュー用に提供してもらったので、使用感をチェックしていきます！

商品提供：HID-Labs

外観を写真でチェック

開封の儀

LAMZU製品は梱包がカッコイイ。

ちなみに本体カラーはELEGANT BLUEです。

内容物

• マウス本体
• ケーブル
• レシーバー
• グリップテープ
• ソール
• 取説
• 巾着袋

マウス本体

形状としてはEndgameGear XM1を小型化したらこうなったみたいな感じですね。

ただ、本家EndgameGearに「XM1の小型版」は存在しないので、XM1形状の小さいマウスが欲しい人にはむしろこちらが本命になるかも。

側面が逆台形になっていて指に引っかかる感じもXM1そっくり。

違いがあるとすればボトムシェルが肉抜きされていること。

蝶々のようなデザインで格好良い。

重さ

重さは実測で52g。

直近でレビューしたLAMZUマウスの中では一番重いです。

• Maya：46g
• Thorn：51g
• Atlantis Mini：52g

この3つだとAtlantis Mini Proのボトムシェルが最も面積が大きいので、たぶんそれが理由。

といってもほとんど誤差なので「うーん、一番重いなあ」なんて感覚は一切ないですがｗ

付属品

付属の充電ケーブルはパラコード仕様で、ケーブルが斜め上を向く設計。

マウスパッドにケーブルが擦れにくいため、充電しながらでも快適に遊べます。

レシーバー。中間アダプタの色がとてもかわE。

今回レビューしているのは本体カラー「ELEGANT BLUE」の個体ですが、他のカラーだとアダプタの色も変わるんでしょうか。

付属のグリップテープ、ソール。

ソールは半月状の大きいソールと、丸いドットソールが付属。

純正付属品でソールのバリエーションがあるのはすごいですね。

ソールの接地面積が少ないほど摩擦も少なくなるので、使用感としてはドットソールのほうが「滑りやすくて止まりにくい」感じになります。

滑りすぎるぐらいでちょうどいい人はドットソールに換装しましょう。

どんな持ち方に向いてる？

EndgameGear XM1と比べると、おケツが短いという印象が一番強いですね。

そのため筆者の手のサイズだと「つかみ持ち」や「かぶせ持ち」をするには小さすぎます。

かといって「つまみ持ち」が快適か？といえばそんなこともなくて、はじめからつまみ持ち目的でマウスを買うなら他のマウスのほうがいいです。

つまり正直に言うと、僕的にはどの持ち方でもたいして快適じゃないマウスに感じました。

といっても別にDISってるわけじゃなくて、僕はそもそも本家EGG XM1のサイズ感でちょうどいいと思ってるタイプなんです。だから小さめサイズのAtlantis Mini Proを順当に「小さいな」と感じただけですね。

Atlantis Miniはあくまで「XM1がもう少し小さければいいのに」と感じている人に特化したマウス。

本家XM1がデカすぎる…と感じていた人は、Atlantis Mini Proで幸せになれる可能性が高いです。

XM1とのサイズ感比較（EloShapes引用）

マウスのサイズ感を比較できるサイトEloShapesを使って、XM1とサイズを比較してみるとこんな感じ。

マウスメーカー公式の寸法データではないのであくまで参考程度ですが、大いに参考になるはず。

厚み・横幅は薄皮一枚小さいだけですが、長さはだいぶ違いますね。

やはり握った印象として感じた「おケツが短い」って感じの寸法ですね。

握った印象はXM1とだいぶ違うため、ただ単にXM1っぽい形のワイヤレスマウスが欲しいだけならサイズ感までXM1と同じなAtlantis（通常サイズ）を買ったほうがいいかもしれません。

何度でも言いますがAtlantis Mini Proはあくまで「小さい」のが特徴です。

別売りドングルで4000Hzに対応

別売りの4Kレシーバー（ドングル）を購入すると、ポーリングレート4000Hzに対応します。

ポーリングレートを4000Hzにすると、マウスの入力遅延が減ったり動きが滑らかになるなどのメリットがあると言われています。

ただしPCへの負荷も増えるため、低スペPCだと逆にゲームがカクつく原因になる場合もあります。

そのためポーリングレートを4000Hzに上げて快適になるかどうかは「人による」のが現状。

そのため、必ず4Kドングルを購入するべき！というほどではないな、というのが正直な感想です。

ゲームによって体感できたりできなかったりする程度の「微差」なので、こだわりがある人だけ購入すればOKですね。

マクロが使えるのはXM1にない利点

ちなみにAtlantis Mini Proは設定ソフトウェアでマクロを組むことも可能です。

Endgame Gear XM1はマクロ機能を付けていない硬派なマウスなので、そこが歯痒いなあと思っていた人はAtlantis Mini Proで幸せになれるかもですね。

まとめ

Endgame Gear XM1を模した形状のマウスということで、本家XM1との違いを中心にレビューしてみました。

Atlantis Mini Proはサイズ感的に「手の小さい人向け」に特化しているため「なんか良さそう～」ぐらいの軽い気持ちで購入すると小さすぎてイマイチに感じる人も多いかもなーと思いました。

「XM1がもう少し小さければ最高なのに」というピンポイントな悩みを抱えている人にはぶっ刺さるでしょうけど、万人受けするサイズ感ではないという点は申し上げておきたいです。

とはいえ品質や機能に不満点はなく、LAMZUマウスはどれも高品質なマウスだと思います。

この形状・サイズ感が良さそうだと感じたなら、買って後悔はしないはずです。