Xtrfyから発売されているマウスパッドを4つフルコンプしたので、使用感をレビューしていきます。
とはいえ、マウスパッドって性能や質感を言葉にするのが難しい…。
ブロガーのぼくが言うのも変ですが、レビューを読んでもそんなに意味ないと思いますw
「ほほー、良く滑って、良く止まるのか。って、どんなマウスパッドもだいたいそうじゃねえか!」
ってなるのがオチですから…。
本当に読む価値があるレビューを書けるのは、極論、すべてのマウスパッドを使った事がある人だけですよね。
そこで今回は、マウスパッドを単体でレビューしてもしょうがないと思ったので、
- エアーパッドソールを貼ったKone Pure
- Hyperglideを貼ったDPTM39
- 純正ソールのままのXtrfy M1
- ハイパーマウススケーターを貼ったModel O
という4種類のマウス環境を用意して、Xtrfyのマウスパッド4種でそれぞれ使い比べてみました。
比べてみた結論を先にネタバレすると、マウスパッドって、ソールによって全然印象が違うんだな…という事がよく分かりましたね。
やはり複数のマウスで検証して正解でした。
世の中に存在するすべてのマウスパッドを使った事がある人には負けますが、それなりに面白いデータが取れたので、ぜひ参考にしてください!
「どのマウスパッドを買おうか迷っている」という方の参考になれば幸いです。
Xtrfyのマウスパッド それぞれの特徴【GP1 GP2 GP3 XTP1】
まずはXtrfyの現行ラインナップにあるマウスパッドGP1・GP2・GP3・XTP1がそれぞれどんなマウスパッドなのか、特徴を紹介していきますね。
Xtrfy GP1 → スピード系の布マウスパッド。
- かなり滑らかで、スピード系。
- 手首がこすれても痛くないレベルで滑らか。
- 縦と横で滑りが違う(横移動のほうが滑りやすい)
Xtrfy GP2 → コントロール系の布マウスパッド。
- GP1と比べると、コントロール系。
- 手首がこすれると若干ヒリヒリする。
- 縦と横で滑りが違う(横移動のほうが滑りにくい)
Xtrfy GP3 → ポリカーボネート製のハードマウスパッド。
- 異質。ザラザラしており、縦横で滑りは同じ。
- 手首がすれるとザラザラで少し痛い。
- 拡大してみると、完全にランダムな模様をしている。
Xtrfy XTP1 → GP1の柄有りバージョン。
- GP1と全く同じ繊維で、柄が違うだけ。
- 心なしかこちらのほうが柔らかい…?(多分気のせい)
- 柄がいっぱいあります。(プロゲーマーのチームロゴが多い。)
簡単にまとめると、GP3以外は布マウスパッドで、GP3だけハードマウスパッドです。
詳しい比較はこれから行うので、とりあえずGP3だけ全然違うとだけ思っておけばOKです。
Xtrfyのマウスパッド 外観をチェック
一応、もう少し詳しくマウスパッドの外観を見ていきます。
ちなみに、GP1・GP2・XTP1の3つに関しては、表面以外は全く同じです。
(同じ大きさ、同じ厚み、同じふち縫い、同じ裏面…等々。)
布マウスパッドであるGP1・GP2・XTP1の裏面は、すべて同じノンスリップラバーです。
グリップ力は、普通…ですねw
もっとデスクにピタッと張り付くマウスパッドはいくらでもあるが、滑っちゃって使い物にならないというほどでもない、普通です。
GP3の裏面は、幾何学模様のノンスリップラバーですね。
布マウスパッドの3種に比べると、若干グリップ力が高いです。
おそらく布よりも真っ平にデスクに張り付くからでしょう。
布マウスパッドの厚さは4㎜。
GP3の厚みは2.5㎜。
GP3だけ極端に薄いですが、布3種の厚みは至って普通です。
程よく沈み込みがあり、弾力があります。
Xtrfyのマウスパッドのサーフェスを拡大してみた
マウスパッドの素材感を拡大して比較してみました。
こう見ると、GP1とGP2は織り目の方向が違いますね。
GP1は横長な織り目で、GP2は縦長な織り目です。
触った感じも、GP1は横方向のほうが摩擦感が少ないのに対し、GP2は縦方向のほうが摩擦感が少ないですね。
GP3はポリカーボネート製のハードマウスパッドですが、ポコポコとランダムに発泡した感じのサーフェスですね。
一つ一つの泡を見るとランダムな形状ですが、全体的な「粒感」は揃っているので、マウスパッド全体としてのフィーリングは均一です。
Xtrfyのマウスパッドを、4種類のマウスで試してみた。
ではここからが本題となります。
冒頭でも紹介した通り、
- エアーパッドソールを貼ったKone Pure
- Hyperglideを貼ったDPTM39
- 純正ソールのままのXtrfy M1
- ハイパーマウススケーターを貼ったModel O
という4種類のマウスを使って、Xtrfyのマウスパッド4種を全て使い比べてみました。
大変面白い検証結果となったので、是非ご覧ください!
なおXTP1は検証結果に載せていませんが、GP1と全く同じだと思っていただければOKです。
GP1の使用感・フィーリング
初動の軽さ | 止めやすさ | 滑りの良さ | |
---|---|---|---|
KonePure+エアーパッドソール | ★★★★★ | ★★ | ★★★★★ |
DPTM39+Hyperglide | ★★★★★ | ★★★★ | ★★★★★ |
M1+純正ソール | ★★★★★ | ★★★ | ★★★★ |
Model O+ハイパーマウススケーター | ★★★★★ | ★★★★ | ★★★★★ |
GP1の感想
GP1は、ソールによってそこまで感覚の差はありませんでした。
どんなソールを使っても初動が軽く、若干止めにくいという、スピード系のマウスパッドですね。
強いて言えば、エアーパッドソールを貼ったKonePureが一番滑りが良くて止めづらいと感じました。
ソールの設置面積が少ないほうが、より滑りやすいという傾向があるようです。
GP2の使用感・フィーリング
初動の軽さ | 止めやすさ | 滑りの良さ | |
---|---|---|---|
KonePure+エアーパッドソール | ★★★★★ | ★★★ | ★★★★★ |
DPTM39+Hyperglide | ★★★★ | ★★★★★ | ★★★★ |
M1+純正ソール | ★★★★ | ★★★★★ | ★★★ |
Model O+ハイパーマウススケーター | ★★★★★ | ★★★★ | ★★★★ |
GP2の感想
横移動させたときのザラザラ感はGP1よりあるので、ソールによって微妙に感覚が違いましたね。
止めやすさを重視するなら接地面積が大きいソールがいいかと思います。
個人的にはHyperglideと合わせた時が一番バランスが良くて使いやすいと感じました。
GP3の使用感・フィーリング
初動の軽さ | 止めやすさ | 滑りの良さ | |
---|---|---|---|
KonePure+エアーパッドソール | ★★★★ | ★★★★★ | ★ |
DPTM39+Hyperglide | ★★★★ | ★★★ | ★★★ |
M1+純正ソール | ★★★★★ | ★ | ★★★★★★★★ |
Model O+ハイパーマウススケーター | ★★★★★ | ★ | ★★★★★ |
GP3の感想
GP3は独特なマウスパッドですねw
ソールによって全く使用感が違います。
エアーパッドソールは接地面積が少ないので滑るかと思ったのですが、意外にもザラザラと食い込むような感じがして全然滑りませんでした。
かなりソールが削れている感覚があるので、エアーパッドソールと合わせると1週間と持たずにソールがすり減ってしまうでしょう。
逆に、設置面積が大きいM1純正ソールだと、つるっつるに滑ります。
この滑りはツルツル系マウスパッドとして有名なARTISANの紫電改MIDを凌駕しますね。
全く沈み込まないので、止めが非常にやりにくいです。
ソールの設置面積が小さいと滑りが悪く、設置面積が大きいとツルツル滑るという傾向があるようです。
紫電改MIDが好きで、設置面積が大きいソールを使っている方は、めちゃくちゃ滑るので面白いですよー。
まとめ
フォートナイトのようなマウス操作が忙しいゲームでマウスをブンブン振り回すという方は、GP1がおすすめですね。
滑りが良い割には止めもやり易いので、滑り系のマウスパッドの中ではかなりバランスが良いと思いました。
(実際、フォートナイトのプロゲーマーは滑り重視系のマウスパッドを使っていることが多い。)
GP3に関してはマウスによって全く感覚が違うので、試してみるしかないですw
ハマる人にはめっちゃハマる(ソールによっては紫電改MIDより滑る)ので、上級者向けのニッチなマウスパッドです。
そんじょそこらのマウスパッドはだいたい使ってみたんだよね…という方はGP3にチャレンジしてもいいでしょう。
自分にはどんなマウスパッドが合うのか分からないという場合は、とりあえずGP2を買っておけば間違いないですね。
Xtrfy以外の有名パッドで例えるとQcKとG-SRの中間という感じなので、どんな人にもマッチすると思いますよー!
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