LEDテープって、便利ですよね〜。
工夫次第でかっこいい間接照明になりますし、しかも意外と安い。
唯一難点があるとすれば、貼り直しができないという点でしょうか。
たいていのLEDテープはどんな面にも貼り付くようにクッション性のある両面テープが貼られているかと思いますが、クッションタイプの両面って厄介なんすよね。
剥がそうもんならノリがめちゃくちゃ残るし、なんなら壁の塗装まで一緒に剥がれてきたりw
今回はそんなLEDテープの絶対に失敗しない貼り方を紹介します。
非常に簡単な方法ですので、是非真似してみてください。
LEDテープを普通に貼ると、綺麗に剥がれない…。
たまたま家にLEDテープの切れ端がありましたので、ちょっと実演してみますね。
▲ふつうはこんな感じで、貼りつけたい面に直接両面テープで貼りつけちゃうと思います。
でも、これって剥がすと大変なことになるんですよねぇ…。
▲ぎゃー!!!ほら言わんこっちゃない!
こうなってしまったらLEDテープの接着力は失われ、二度と貼れなくなってしまいます…。
しかし今回紹介する方法なら、たとえこんな悲劇に見舞われたLEDテープでも再利用することができるんです。
LEDテープの絶対に失敗しない貼り方。
用意するもの。
- マスキングテープ
- 結束バンド固定具(マウントベース)
- 結束バンド(インシュロック)
いくつかアイテムが必要になりますが、どれもそこらへんに売っているものです。
ぼくはたまたま家にあった黄色いマスキングテープを使っていますが、もっと馴染みの良い色のテープを買えば目立たなくていいと思います。
① 貼りつけ面にマスキングテープを貼る。
▲まずは貼りつけたい面にマスキングテープを貼っていきます。
貼り付け面が油っぽい場合は、無水エタノールやパーツクリーナーなんかで油分を拭き取ってから貼りつけるとガッチリくっ付きますよ。
ちなみにテープを貼る時に「指でホコリを払ってから」貼る人がいますが、逆効果なのでやめたほうがいいです。手の油分が付いて余計に剥がれやすくなります。
アルコールが無いけど掃除したい!という場合はティッシュとか布で拭くのがおすすめですよ。
② マスキングテープの上からマウントベースを取り付ける。
▲お次はマスキングテープの上からマウントベースを貼っていきます。
マスキングテープというのはキレイに剥がすことを目的としたテープなので、このように間に挟んでやることで貼り付け面を傷つける心配がなくなります。
大事な家具などにテープを張りたいときは、こうやってマスキングテープで保険をかけるのがのがおすすめです。
③ マウントベースに結束バンドを引っかけて、LEDテープを固定する。
▲マウントベースってご存知ない方もいるかもしれませんが、このように結束バンドを引っかけて何かを縛り付けるためのものです。
ぼくは仕事でよく使うので偶然知っていましたが、このようなケーブルマネジメントにはとっても重宝するアイテムです。
何かと使えるので、一袋持っておいて損はないと思いますよ!
▲こんな感じに、LEDテープを縛り付けていきます。(途中の図)
あんまりガッチガチに縛る必要はありません。
動かなくなる程度に軽くキュッと縛ればOKです。
④ 結束バンドの余分なところを切ったら完成!
▲ただ縛ったままだと結束バンドの余分なところが邪魔なので、切ってしまいましょう。
ニッパーを使うと切りやすいと思います。
おすすめのニッパーといえば、ぼくはKEIBA派です!テレビ番組「和風総本家」でスイスの家具職人がわざわざ輸入してるという文脈で紹介されたことがあるほど品質には定評があります。しかもそんなに高くないし。ガンプラ勢とかにも人気ですね。
ちなみにハサミで切るのはあまりおすすめしません。
根本までちゃんと切れないですし、結束バンドは結構固いので安いハサミだとハサミが負けて壊れます。
▲余分なところを切ったら、完成です!
貼り直したくなったら、結束バンドを切るだけ。
この方法の何が良いって、「う〜ん、やっぱ別の場所に貼り直したい」って思ったとしても簡単に付け替えられるという点ですね。
▲結束バンドで縛っているだけなので、切ってしまえば簡単に外せます。
▲マスキングテープなので簡単にはがせますし、貼りつけ面も傷つきません。
マスキングテープを使い切ってしまうまで何回でもやり直せるので、LEDの光り具合を見ながら貼りつける位置の調整もできちゃうわけですね!
普通に両面テープで貼ると一発勝負ですからね…w
縛った部分が影になったりはしないの?
やり直しが効くのは分かったけど、光源の上から結束バンドで縛り付けたら、影になっちゃうんじゃないの?
って方のために、光らせてみた状態を載せますね。
▲ぼくのデスク周りの写真です。
LEDテープって光源が無数にありますので、万が一光源の真上を縛り付けてしまったとしても、そこだけぽっかり光が遮られるという事はないと思います。
▲この部分はちょうど光源と縛っている部分がかぶってしまっている部分です。
壁に映った光を見ても、陰になってしまっているということはありません。
スポットライトなら話は別ですが、無数に光源のあるLEDテープであれば、縛り付けるときに光源を避けたりする必要はないでしょう。
まとめ
LEDテープの両面テープはそのまま使うな!
いかがでしょうか?
ここまで本格的にやらなくても、単純にマスキングテープの上から貼るだけでもやり直しが効くのでめちゃくちゃ便利です。
また、同じ方法で延長コードを固定しておく場合なんかにも応用できますし、マウントベース+結束バンドのコンビは持っておくと非常に重宝しますよ!
色々なことに応用できるテクニックですので、参考にしてみてください。
この記事へのコメント
コメント一覧 (5件)
凄く参考になりました!
ありがとうございます。
初のLEDテープの装着で、こちらのサイト見てから貼ったのでバッチリでした。
完璧です。ありがとうございました。
よかったです!!!
こちらの記事がとても参考になりました。
有益な情報の公開ありがとうございました。
実際に試してみた内容を弊ブログで公開しました。
内容的に新しいものはないのですが、アイディアを参考にさせて頂いたのでお知らせいたします。
LEDテープを壁に貼るために、マステとタイラップを使って固定パーツを作った | Hinemosu
https://www.hide10.com/archives/36057
共有ありがとうございます!