F14を4Kモニターで遊んでみたいけど、スペックが足りないかも…
なにかいい方法はないだろうか…
そのような疑問が解決するかもしれない記事です。
この記事を書いてるぼくは32インチの4Kモニターを使ってまして、PCのグラボはGTX1060です。
(低スぺはちょっと言いすぎかもですが、決してハイスペとは呼べないスペックです)
4KでFF14を遊ぶなら、普通はGTX1080Tiくらいのグラボはほしいところ。
ですがぼくはGTX1060で快適にプレイしています。
というのも、ぼくはFF14を全画面で表示せずに3840×1080という横に長い解像度でプレイしていまして、これが何ともちょうどいいのです。
一言で説明すると超ウルトラワイドモニターでプレイしている感じになります。
どういうことなのか、早速見ていただきましょう。
3840×1080解像度でFF14をプレイするとこんな感じ
ぼくはFF14をウィンドウモードで起動して、解像度を「3840×1080」で表示してプレイしています。
説明するよりは見てもらったほうが早いと思うので、SSをご覧ください。
▲こんな感じで横に長いです!
4Kモニターの横幅はフルHDモニター2枚分ですから、表示範囲はめっちゃ広いです。
▲なんだかすごく雑魚キャラに見えてきます…
▲どこから出てくるか丸わかりなので、もう蛮神というよりでかいウナギ程度にしか感じませんね。
こんな感じで、横幅は4Kモニターの幅をフルに生かしつつも、縦をフルHDと同じ1080にしたのがこの解像度の特徴です。
▲画面を撮影するとこんな感じです。横幅は4Kと一緒で、縦が約半分になってます。
FullHD2枚分のスペースが余りますので、ブラウザやチャットツールなど、色々と表示させることができますね!
ちなみに、使っているモニターはこれです。
3840×1080解像度のメリット
- グラボへの負荷が(4Kと比べて)軽い
- 画面視野が4K解像度よりも広い(視野の広さはアスペクト比に依存するため)
- UIの自由度がかなり高い
- モニター1枚でかなりの情報量があるので、デュアル(トリプル)モニターをしなくてよくなる
とまあ、ぱっと思いつくだけでもこれだけメリットがあります。
上記のメリットをもう少し、詳しく掘り下げてみますね。
グラボへの負荷が軽い
どれくらい軽いのか、4K解像度との比較をしてみました。
ちなみに、PCスペックはこんな感じ。
- MB : MSI H170I PRO AC
- CPU : Intel Core i7-6700 [3.40GHz/4Core/HT/HD530/TDP65W] Skylake搭載モデル
- VGA : MSI製 GeForce GTX1060 GAMING X 6G
- RAM : 16GB Corsair VENGEANCE LPX CMK16GX4M2A2133C13 [8GB*2枚]
- ROM : Crucial CT240BX200SSD1
上記のスペックで、4K最高設定にしてみるとこんな感じになります。
▲クガネの橋で棒立ちしてる状態で28fpsしか出ません。
次に、3840×1080解像度で最高設定にしてみるとこんな感じです。
▲45fpsと出ました!
単純計算で約40%ほどグラボの負荷を軽減できたことになります。
4Kフルスクリーンだとヒイヒイ言ってるスペックでも、縦幅を削るだけでこんなに負荷を軽減できるのは大きいですね!
ちなみに「高画質(ノートPC)」というプリセットで60fps張り付きになりました。
最低設定にしなくても快適に60fpsが出るので、10万越えの高級グラボなんて買わなくても全然遊べます。
というか4Kモニターの時点でグラフィックがめちゃくちゃ精細なので、最低設定でも十分綺麗なんですけどね…
画面視野が広い
画面視野(POV)の広さはウィンドウの縦と横の比率(アスペクト比)で決まります。
なので「見える範囲を広げたいなぁ…」と思ったら、横幅を広げるためにわざわざウルトラワイドモニターを買わなくてもウィンドウの縦幅を狭くすればいいだけなのです。
▲4Kモニターで全画面表示(アスペクト比は16:9)で一番カメラを引いた状態がこちら。
▲続いて縦幅を1080pxまで絞った状態(アスペクト比は32:9)がこちら。
明らかに視野が広くなっています。
FF14は画面視野が広ければ広いほど有利なゲームなので、たとえ4Kで快適にプレイできるハイスペPCを持っていたとしてもウィンドウを横長にしてプレイしたほうがいいのでは?とすら思います。
UIの自由度がかなり高い
普通のフルHDと比べてかなり画面を広く使えるので、なんだか別のゲームのようです。
▲実際はこんなにウィンドウを開くことはありませんが、いくらでも開けますねw
モニター1枚で事足りる
上記の写真を見ると分かりますが、ゲームを上半分に表示させたとしても、下半分だけでもFullHDモニター2枚分の情報量を表示できますので、「超ウルトラワイドモニター+FullHDモニター2枚」みたいな使い方ができます。
実はぼく、4Kモニターにする前は4枚モニターを並べていたような人間なんですが、4Kにしたら1枚で済んじゃうんですよね…。
▲必要に迫られて画面を増やしていったらこんな有様に…。
目も疲れるし、電気代もやばかったですね。(と言うかそれ以前に紫のライトがダサい…笑)
ゲーマーの方って、意外とぼくみたいにモニター地獄になっている人って多いんじゃないでしょうか?
これはこれで男のロマンって感じではありますが、いざ変えてみると4Kモニター1枚のほうが普通に作業性もいいですよ…
まとめ
ハイスペPCを持ってなくても、4Kモニターは快適です!
ちなみにぼくは縦を1080にしていますが、別にウィンドウの縦幅は1080じゃなくてもOKです。
数値は好みによって調整してください。
大事なのは「フルスクリーンで表示させず、ウィンドウを横長にする」という点ですので!
今となっては3万円台から買えるくらい4Kモニターは身近になっていますが、ウルトラワイドモニターはまだまだ高級品です。
だったら、4Kモニターの使い方を工夫してウルトラワイドモニターと同じ快適性を手に入れてみてはどうでしょうか?
参考になれば幸いです!
この記事へのコメント
コメント一覧 (8件)
31.5インチの4Kディスプレイだと、投稿者さんは画画面までの距離はどのくらいにしているのでしょうか?
ぼくの場合だとモニターとの距離は50cmくらいでした!
こんにちは。4Kデュアル化検討中なのですが、ゲームやらない、主にビジネスとちょっとした動画視聴程度。
このような使用方法でも4Kだとグラボに負担掛かるものなのでしょうか・・・・?
4KモニターをPCにつなぐだけで、多少なりとも負荷はかかります。
エクセルのシートを4Kいっぱいに広げたりするだけでも低スぺPCだとファンがうなるかもしれません。
参考までに、ぼくが持っている2017年式Macbook Pro 13インチ(吊るしスペック)に4KモニターをつないでPhotoshopなどを起動すると、ファンがうなりますねw
ブラウジングなどをしているぶんには大丈夫ですが、重たいソフトを4Kいっぱいに広げるとたまにプチフリしたりもします。
どんなPCを使っているか分からないので「イケる・イケない」は助言できませんが、モニターの解像度をあげればあげるほどPCに負荷がかかることは確かですね!
32インチを等倍で使っても字が読めるとのことですが、画面との距離いわゆる視聴距離は何センチくらいでしょうか
いま27インチWQHD2台使ってるのですがゲームしないときはそこまで広く画面使ってないことに気付き、これなら4K1台で済むのではと考えて物色中です
32インチ4KならゲームをウインドウモードWQHDサイズでもそこそこの大きさだと思うので悪くないかなあと気になっています
姿勢にもよりますがだいたい40~50cmくらいでしょうか>視聴距離
ぼくもまさに32インチ4Kでゲームを2560×1440のウィンドウモードにして遊ぶことがよくあります!
リフレッシュレート144Hzなどを求めるなら4Kはまだコスパが悪いですが、60Hzで十分ということであれば4Kモニターもいいと思いますよ
意を決して32インチ4Kとうとう買いました
FF14は視界に収まる窓化3400✕1200にしてじゅうぶんワイド
空きスペースに置いたブラウザなども解像度のおかげで不便なく使えこれ1台で余裕で済んでいます
いやあ本当に買ってよかった!
おめでとうございます!
FF14はゲームしながら別の作業を並行することも多いと思うので、1画面の情報量が多い4Kモニターは本当に快適ですよね