ゲームで圧倒的に有利になれる144Hzモニター。
最近はかなり安くなってきており、下手したら2万円くらいで買えますよね。
ぼくも2万円台の格安144Hzモニターを購入した事があるのですが、結論からいうとリフレッシュレート以外の部分が粗末すぎて手放しました…。
144Hz駆動するからといって、モニターとしてスペックが高いとは限らないんですね。。。
今回はそんな経験をもとに「どういった機種を買えば後悔しないのか?」という視点でモニターの選び方を解説していきます。
お金を出せばいい機種が買えるのは当たり前なのですが、安くていいモニターも全然普通にあります。
この記事を書いているぼくは、普通の60Hzモニターを4枚使いしていたり、4Kモニターを2枚買ってみたり、144Hzモニターを買ってみたり240Hzモニターを買ってみたり…と、2018年だけでも相当な数のモニターに散財していました…(嫁に金額は言えない)
なので普通の人よりはモニター選びの経験値が高いです。
「なるべく安く144Hzモニターを手に入れたい方」の参考になれば幸いです。
ぼくが安すぎる144Hzモニターを買ってガッカリしたポイント
あまりに安い144Hzモニターって、割と致命的な部分が残念だったりします…。
残像がひどい
ぼくが安い144Hzモニターを買って一番ガッカリしたポイントですね。
ブラウジング中にページをスクロールした時の、文字の周りに残る残像がひどすぎました…。
60Hz→144Hzになって残像が減るかと思いきや、ページをスクロールするたびに残像がボヤァっと一瞬残るのがすごく気持ち悪い。
今まで60Hzのモニターを使っていてそんなことを気にしたことがなかったので、ビックリしましたよ。
リフレッシュレートは確かに144Hzになってゲームの視認性が向上しましたが、普段のブラウジングの快適性は著しく低下しました…。
結局そのモニターは3日くらいで使用に耐えなくなったので、即売って違うモニターを買いましたw
今使っているのはBENQのXL2546というモニターなんですが、このモニターは高いだけあって残像感が全く気になりませんね。
リセールバリューが低い
値段に釣られてあまり有名じゃないメーカーのモニターを買ってしまうと、中古品としてオークションやフリマアプリなどで売る際にとても苦労します…。
やはりBENQやLG、PHILIPSなどの有名メーカーのモニターだと、売れ行きが全然違います!
まあ購入者の立場になって考えたらすぐに分かりますが、得体の知れない無名メーカーの中古を買うくらいなら、ネット上にレビューがたくさんある有名メーカーの中古を狙いますよねw
ぼくがXL2546という高級機を買う決心をした一番の決め手は、現状でこれ以上ゲームに特化したモニターは存在しないというくらい最上のスペックを備えている機種だからというのもあります。
そのため中古の需要が高く中途半端な機種を買うよりリセールバリューが期待できますので、いずれ売るという前提で買うなら結果的に一番安いな…と判断したからです。
あまりに安いモニターだと、読んで字のごとく「安物買いの銭失い」になってしまう可能性が高いですよ…。
安い144Hzモニターを買っても後悔しない方法
有名機種を買えばOK
少しでも安く…と思って得体のしれないメーカーのモニターを買うくらいだったら、たとえ数千円高くてもネット上にレビュー記事が多数上がっているような有名メーカーの製品を買ったほうがいいです。
先ほども書きましたが、皆が注目している機種だと「中古で高く売れる」ので、たとえ2年3年使ったものでもそれなりのお金が後から返ってきて結果的に得します。
まあこういった趣味の買い物はリセールバリュー度外視でニッチなものを買うのも楽しいのですが、あくまで「少しでも安く手に入れたい」という前提があるなら、絶対にリセールバリューを気にしたほうがいいです。
長々と解説しましたが、ここまで解説してきたことを踏まえると結局どんな機種を買えばいいのか、ズバリおすすめ機種をいくつか探してきましたので紹介します。
コスパが良いおすすめ144Hzモニターはこれ
BENQ XL2411P
ぶっちゃけこれ買っとけば安定です。
日本のみならず海外でも大人気の144Hzモニターエントリーモデルなので、世界中にレビュー記事がありますし、海外の有名FPSプレイヤーも多数使っています。
どんなモニターがおすすめなんだろう?と検索して出てくるようなサイトではだいたいおすすめされており、認知度が高い=中古の需要も高いので、リセールバリューも期待できます。
安物買いの銭失いになりにくいモニター筆頭です。
LG 24GM79G-B
こちらもモニター業界大手メーカーLG製なので、安定です。
LGは競合他社に液晶パネルを卸しているような業界を牽引するメーカーなので、価格に対する性能という面では他社より圧倒的に条件が有利です。
(実際に安く売るかは別としてw)
特筆すべきは「1ms Motion Blur Reduction」…いわゆる「黒挿入」機能が付いており、ただの144Hz駆動よりも更にヌルっとして残像感が少ないです。
ただ、1msMBR機能をONにしてるとDAS(映像遅延低減機能)が強制OFFになってしまうらしく、歯がゆいですねw
どっちもゲームが有利になる機能なので、できれば両方ONにしたいところですが、格安なので致し方無いです…。
BENQ XL2546
ぼくが使用しているモニターです。格安じゃなくてすいません…。
でも確かに買い値は高いですが、そのぶんリセールバリューも高いので、売る前提だったら上記の二つよりも安上がりになる可能性が高いです。
リモコンが付いてるのでゲーム用とブラウジング用で画質モードを瞬時に切り替えられたりして便利ですし、何より144Hzを通り越して240Hz駆動なのでゲームの快適性がやばいです…。
唯一のデメリットとして、箱がクソでかいんですよねww
売るためには箱も取っとかなきゃいけないので、押入れが狭くなります…w
まとめ:上手な買い物のコツは「リセールバリュー」にあり
モニターに限らずですが、あまりに安いものって結果的に高くつくことが往々にしてありますね…。
確かに最初に財布から出ていく金額は少ないかもしれませんが、長い目で見ると高い商品よりコストがかかる事も多いです。
特に今は、メルカリやラクマで飛ぶように中古品が売れる時代です。
リセールバリューを意識した買い物術を身に付けるだけで、生きやすさが爆上げするのでおすすめですよー。
- BENQ XL2411P ※海外でも人気のど安定エントリーモデル
- LG 24GM79G-B ※この価格帯で黒挿入機能が付いてるコスパ最強機
- BENQ XL2546 ※リセールバリュー最強なハイエンド機
この記事へのコメント
コメント一覧 (5件)
よろしければ、XL2546の前に使っていた、残像のひどいモニターの製品名を教えてください。
ACERのKG251QHbmidpxですね。
ただ、今思えばオーバードライブ設定をMAXにしていたのでオーバーシュートが発生して残像がひどくなっていたんだと思います。
なので、適切な設定をすればもう少しマシだっただろうなぁという気はします。
とはいえ、やはりXL2546と比べると残像が多いのは確かでした。
LGはやめとけ、モニター数台買ったが保証が切れる3年ぐらいでほとんど故障した、丁度それぐらいの部品なんだろう
1、2台ならそんな事もあるかと思ったが3台目壊れたときに
あーこのメーカー駄目だと思ったわ
VG252QXbmiipxを最近買ったのですが、あまり残像感ない気がします・・・
結構ゲームする方ですが、ただ絶対ないというほど自分の目に自信が持てないですがw
1~2年たって良くなったのか、気のせいなのか・・・w
そうなんですね!
同じ機種でも個体差はあるので、ぼくの元に来たのがたまたま残像が酷かっただけの可能性もありますね。
ぼくのときはゲーム中というよりも白背景&黒文字のウェブサイトを閲覧しているときの残像が特に酷く感じました。
画面をスクロールすると思わず笑ってしまうほどボヤァっと文字全体が残像になって・・・